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202001/02(木)

日本のお祭り

胡四王神社「蘇民祭」

神仏習合の信仰が色濃く残る、雪と火と裸の勇壮な伝統行事
2020
01 /02(木)

日本のお祭り

胡四王神社「蘇民祭」

神仏習合の信仰が色濃く残る、雪と火と裸の勇壮な伝統行事

蘇民祭が行われる胡四王神社は、延暦年間(8世紀末)、坂上田村麻呂が蝦夷平定に向かうとき、薬師如来を安置した胡四王寺が起源とされています。このような神仏習合の慣習は、明治維新の神仏分離令により神道と仏教を区別されるようになりました。しかし、この胡四王神社は江戸時代末期に別当が神道祠官に取りたてられたのを機に、これまでの天台宗医王山胡四王寺(御本尊 薬師如来)から、御祭神を大己貴命(おおなむちのみこと) 少彦名命(すくなひこなのみこと)に代えて矢沢神社となり、その後1954年(昭和29年)胡四王神社と改称し現在に至っています。
その胡四王神社の「蘇民祭」は、無病息災と五穀豊穣を祈願する祭。社務所前での餅つきにはじまり、市内の青年数十名が松明を手に裸参りで山頂に到着、境内外を清める浄火祭の後、力餅をまき、クライマックスは蘇民袋の争奪戦が!
無病息災と五穀豊穣を祈願する祭で、慶応元年(1865)から始められたと伝わっている蘇民際。戦後一時中断しましたが、昭和49年より胡四王氏子青年会の手によって復活。平成7年には「花巻市指定無形民俗文化財」に「胡四王蘇民祭保存会」が保持団体として認定されました。
正月の神事にふさわしい雪と火と裸の勇壮な伝統行事です。

胡四王神社「蘇民祭」 〈岩手〉

  • 毎年1月2日開催
    8時30分から午後1時頃まで
  • 【場所】胡四王神社
    〒025-0011 岩手県花巻市矢沢第3地割160
  • 【交通】東北新幹線 新花巻駅からタクシー 3分
    花巻空港からタクシー 10分
    東北自動車道 花巻インターから15分
    宮沢賢治記念館から徒歩5分

公式サイト

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