曹洞宗大本山總持寺「み霊祭り」は、地域をはじめ毎年多くの人が訪れる大規模な夏祭り。正式名称「諸嶽山總持寺(しょがくさんそうじじ)」は約700年の歴史があり、本堂の出荷を機に明治44年に石川県・輪島から神奈川県・鶴見へと移転したとか。
また開かれた禅苑としてホームページ内において「ニコニコ説法」という、オンラインで法話が聞けるシステムがあったり、精進料理のレシピを公開するなど新しい取り組みが行われています。
新しいものに積極的に取り組む歴史あるお寺だけあって、幻想的かつカラフルな御灯明に照らされる参道、お坊さんと踊る盛大な盆踊り大会、そして境内の夜空を飾る打ち上げ花火など、さまざまな催しが行われます。
その見どころは何といっても、ド派手な照明と本格的なPA機器から流れる大音響。ロックアレンジの一休さん音頭をはじめ、お坊さんもノリノリのロックな盆踊り大会としていつしか定着。盆踊りを知らない人や子供たちも、若い修行僧がやさしく指導してくれるので、安心して飛び入り参加も可能。
和太鼓や創作ダンスなど、現代風のパフォーマンス奉納も見どころのひとつで、地元の教室・団体による日ごろの練習の成果を発表する場にもなっています。
また、万灯供養では、ご先祖様や親しき御霊へのご供養となる灯明（万灯）の申し込みも受け付けています。