夏の風物詩である増上寺 地蔵尊「盆踊り」は、2日間で約1万人の人が訪れる東京屈指の盆踊り大会。
増上寺は浄土宗・七大本山のひとつで、1598年(慶長3年)に現在の芝に移転。徳川家康の手厚い保護により徳川家の菩提寺として知られています(徳川家6名の将軍が眠る墓所が現存)。
盆踊りとは、本来盂蘭盆会の期間中、御先祖様の精霊を送り迎えし供養するために行われた踊り。室町時代末期の頃から、音頭・民謡に合わせた奉納踊りとして発展～江戸時代初期には、現在のように広く定着したと言われています。
そして現代の増上寺の盆踊りは、総数10曲の盆踊りの曲を有志団体がそろえ、さらに毎年新曲を追加していくという力の入れよう！盆踊りを踊ったことがない人でも、櫓の上のお手本が常に見えるので、安心して参加可能。夜風に吹かれながら、輪になって踊る楽しさもまた格別です。
15店舗程の屋台が軒を連ね、その中には東京プリンスホテルが出店しているお店もあり有名店の味も楽しめたり、またお祭り終盤にはリゾートのチケットやお食事券など豪華景品が当たる「お楽しみ抽選会」も同時開催！
金曜日の夜は仕事帰りのビジネスマンやカップル、土曜日はファミリーから気の会う仲間同士と、楽しみ方も人それぞれ。お寺のバックにはライトアップされた東京タワーが見え、時間とともに移り変わる景色も楽しんでみては♪