そもそも2月3日の豆まきとは立春2月4日の前日の「節分」に、希望に満ちた春を迎えるにあたって災厄を祓い、福を呼び込むために豆をまくのが古くからの習わし。
炒（い）った大豆をまいて鬼を追い払うこの行事は、中国の習慣を取り入れたものであり、室町時代に始まったとされています。

かつては追儺（ついな）、鬼遣（おにやらい）ともいわれ、宮中の年中行事のひとつでした。
鬼に扮した人を追い払うことにより、邪気や災厄を払い除くというこの儀式が次第に民間に伝わっていきました。

「東京のお伊勢様」と親しまれる東京大神宮においても、節分祭に引き続き、裃姿（かみしもすがた）の年男・年女を中心にした豆まきが行われ、毎年多くの人々で賑わいます。豆のほかに、福財布ほか、いろいろなものがまかれるとのこと。

「縁結び」で大人気の東京大神宮の節分祭。ぜひ福と一緒に素敵なモノをゲットしてみては。