埼玉県川口市にある氷川神社の創建は1394年（応永元年）と伝えられています。
実に600年を超える長きに渡って当地で信仰を集めて来たという事実は、その歴史にロマンを感じずにはいられませんね。
こちらで毎年開催されている「恵比寿社祭・おかめ市」は、明治の末に始まった催しで、日露戦争後の不景気から地域に活気を取り戻すために酉の市を開催したのが最初と言われています。
その後は順調に回を重ね、今や年末最後の酉の市としてたいへんな人気行事となりました。
熊手やお正月の品の買い出しに、地元の人はもとより都内からもたくさんの観光客が訪れると言いますから、その好評ぶりが伺えますね。
当日氷川神社では境内の福を掻き込んで自宅に持って帰ってもらう「カッコメ」という熊手の頒布が行われるので、興味のある方は良くチェックしておいてください。
また午前11時からは社殿にて祭典も行われます。
250店以上と言われる数々の露店も楽しみですね。
どうぞ皆さまで福を集めに、氷川神社の「恵比寿社祭・おかめ市」にお出かけください