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201912/13(金)~ 201912/31(火)

日本のお祭り

六波羅蜜寺「空也踊躍念仏」 【現在は終了しています】

ひそかに受け継がれてきた空也上人の念仏踊り
2019
12 /13(金)

2019
12 /31(火)

日本のお祭り

六波羅蜜寺「空也踊躍念仏」 【現在は終了しています】

ひそかに受け継がれてきた空也上人の念仏踊り

六波羅蜜寺(ろくはらみつじ)は951年(天暦5年)空也上人によって開創された、真言宗智山派の寺院です。六波羅蜜とは6つの修行のことで「布施、持戒、忍辱、精進、禅定、智慧」を指す。空也上人とは第六十代醍醐天皇の皇子。森羅万象に生命を感じ、南無阿弥陀仏を称え今日がある事を喜び、歓喜踊躍しつつ念仏を唱えたといわれています。
現在の本堂は1363年(貞治2年)の修営。1969年(昭和44年)に解体修理が行われた際、梵字、三鈷、独鈷模様の瓦、泥塔(でいとう)など8000基が出土した。念仏を唱える口から六体の阿弥陀が現れたと伝承される写実彫刻「空也上人立像」を始めとする多数の重要文化財が安置されています。
その空也上人が、京に疫病が流行した際、救済を願って始めた念仏。その後、戦乱や時の政権からの弾圧を受けた時にも、ひそかに踊り念仏を続けてきた~これが空也踊躍念仏(くうやゆやくねんぶつ)の起こりです。
そのため、この念仏は「南無阿弥陀仏」という言葉を聞かれてもわかりにくく変えてあり、人が来たらいつでも止められるよう、詞に終わりが定められていないのだとか。しかしその動作・所作は空也上人の当時のままを守り続けており、重要無形民族文化財にも指定されています。

六波羅蜜寺「空也踊躍念仏」 〈京都〉

  • 期間中は毎日、日暮頃に約30分間念仏が唱えられる。(12月31日は非公開)
  • 【場所】六波羅蜜寺
    京都市東山区松原通大和大路東入2丁目轆轤町81-1
  • 【交通】京阪電車「清水五条駅」下車 徒歩7分
    阪急電車「河原町駅」下車 徒歩15分
    市バス「京都駅」206系統にて「清水道」下車 徒歩7分 
  • 【料金】境内無料
    宝物殿は大人600円、大高中学生500円、小学生400円

公式サイト

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