202003/01(日)
日本のお祭り
「つつこ引き祭り」 【現在は終了しています】
つつこの中のお餅を食べると一年健康で過ごせる!?
2020
03 /01(日)
03 /01(日)
日本のお祭り
「つつこ引き祭り」 【現在は終了しています】
つつこの中のお餅を食べると一年健康で過ごせる!?
江戸時代の1732年(享保17年)に起きた享保の大飢饉。冷害に苦しむ農民を救ったのが、当時の領主松平出雲通春公である。厳島神社(現在の丸山観音)境内に農民を集め、種もみを分け与えると翌年は大豊作に。通春公の善政に感謝し、厳島神社(いつくしまじんじゃ)の神前に初穂を捧げて祝ったのが始まりで、以来、五穀豊穣の神事となったというもの。
「つつこ」とは俵のこと。約800束の藁を使って氏子たちが作りあげ、中に2升のおふかし(おこわ)を入れる。寒風の中、裸の男たちが重さ800kgにも及ぶ大つつこを引き合ううちに中身が餅になっているというもの。祭りの最後には、厳島神社にてつつこの中のお餅が配られます。
このお餅を食べるとその一年健康で過ごせるという言い伝えがあり、つつこに使用した藁も縁起が良いものと言われています。
福島県の10大奇祭であり、『市指定無形民俗文化財』として指定されている勇壮なお祭りです。
「つつこ引き祭り」 〈福島〉
- 毎年、3月第1日曜日に行われます。
開催時間:12:00~16:00
①子供綱引き大会
②太鼓の競演
③つつこパレード・つつこ引き祭り
④富くじ抽選会
お問い合わせ:つつこ引き祭り実行委員会(厳島神社) 電話:024-576-4062 - 【場所】巌島神社
福島県伊達市保原町弥生町58
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