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12 / 18 (日)
映画『ザ・メニュー』公開 【現在は終了しています】
映画『ザ・メニュー』公開 【現在は終了しています】
- エンタメ
この不条理に付いて来られるか?極上のディナーが、恐怖の夜へと塗り替えられた理由がヤバすぎる、驚愕のミステリー!
レイフ・ファインズ演じるシェフの圧がとにかくすごい!彼の代表作、最恐最悪の魔法使いヴォルデモート卿(『ハリー・ポッター』シリーズ)を彷彿とする、得体の知れないオーラ。思わず誰もが服従してしまう、宗教的な洗脳空間の中で、ただ1人、全く影響を受けずに平然としている異色のヒロインには『ラストナイト・イン・ソーホー』のアニャ・テイラー=ジョイ。今や超売れっ子に駆け上がった彼女だが、何と言っても現実離れした異質な空間が良く似合う。脇を固めるキャストを含め、この上ない布陣で展開する緊迫のミステリー。ボルテージが最高潮に高まったところで明かされる、この暴走列車の発端となった「超くだらない」理由(笑)。ラストの茶番の脱力感も含めて、緻密に練り上げられた超不条理フルコース。いやー、大好物でした!
予約が取れないことで有名な超高級レストラン「ホーソン」は、天才シェフの元、全てのスタッフが孤島で共同生活を送り、選び抜かれた客だけに料理を振る舞う伝説の店。連絡船の船着場で待つのは、著名な料理評論家に、映画俳優、裏社会の男たち…そして、ついに巡ってきたチャンスに大興奮するシェフの大ファンの男。連れの女性は終始冷ややかで、宗教か軍隊のような店の雰囲気に明らかな不快感を示すが、特別な美食家たちのために開発された工夫と驚きに満ちた料理に皆舌なめずり。しかし、コースメニューが進むにつれ、富裕層への風刺と思われるアイロニーな品々にゲストから不満が漏れ始める。「お客さまは身の程をご存知ないようですね」。極上の夜になるはずだったディナーは、客人たちの阿鼻叫喚をスパイスに、デザートまで、ノンストップで走り出す…!
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※公開期間は目安です。全劇場での上映期間を保証するものではありません。