09 / 01 (金)
10 / 01 (日)
映画『ホーンテッドマンション』公開 【現在は終了しています】
映画『ホーンテッドマンション』公開 【現在は終了しています】
- エンタメ
まるでアトラクション！999人の幽霊が棲む館に囚われたワケありヒーローたち。悲しみを乗り越え、悪を暴いた先には何があるのか…？
東京ディズニーランド開園当時からあるアトラクション「ホーンテッドマンション」。当時まだ純真な小学生だった私は、出来て間もないココに訪れ、全てが恐ろしくて、ずっと目を瞑っていた。そして、ライドの最後で何者かに肩をトントンと叩かれて、腰が抜けるほどびっくりして絶叫！まあまあなトラウマを負った。「背もたれに仕掛けがあったのだろう」と親に言われてそれを信じていたのだが、今回レビューを書くにあたり、アトラクションについて調べていたら、ラストにそんな仕掛けがあるという記述はどこにも見当たらなかった。アレ、本物だったんじゃ…？と、40年近く経ってまたゾッとしていることを報告しておく。
さて、前置きが長くなったが、映画は、それはそれは期待通りのサイコーなコメディ・ホラーだった。アトラクション的な怖さと、達者な俳優たちの面白さ、そしてラストの振り切れた楽しすぎる演出は、エンタメのデパート。帰り道にスキップしたくなるくらいの満足感だった。ライド経験のある人なら更に楽しめる脚本もさすが。そこかしこに、実際のアトラクションの設定や登場人物たちも登場し、なんとも愛を感じる作品なのだ。
それもそのはず（？）。メガホンを取ったのは、カリフォルニア ディズニーランド・リゾートでキャストとして働いていた異色の経歴を持つジャスティン・シミエン監督。おもてなし力を最大限発揮するゴーストたちの傍らで、孤独や喪失感と闘う人間たちの、ちょっと泣けるストーリーも素晴らしい。
後から知ったが、999人のゴーストを率いる最恐のボス「ハットボックス・ゴースト」は、アカデミー俳優のジャレッド・レト！全く顔が判別できなかったが、その勿体なさすぎる使い方もまたニヤリ。ハロウィンシーズンを前に、気分がアガる楽しいホラーはいかが？4DX上映もあるので、よりアトラクション感を楽しみたい方は要チェック！
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※公開期間は目安です。全劇場での上映期間を保証するものではありません。
