06 / 24 (水)
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ミヅマアートギャラリー 「もとみやかをる 追悼展」
ミヅマアートギャラリー 「もとみやかをる 追悼展」
- 美術館・博物館・アート展
中ザワヒデキ氏の企画による「もとみやかをる 追悼展」を開催
もとみやかをるは1990年代より美術家としての活動を開始し、⾝体と環境の関係を主題としたインスタレーションを国内外で数多く発表しました。とりわけ2000年前後に展開された「⽪膜の領域」は、⾃⼰の境界や同⼀性を問い直す重要なプロジェクトです。
本展では、完璧な形で保管されていたその代表作《内なる被服》(2000年/⾼橋⿓太郎コレクション)が再展⽰されます。捕⿃網と約8000個のマシュマロによって構成されたこの作品は、⾷品を体内に取り込む消化管を第⼆の⽪膚と⾒⽴て、内から外へと反転して30㎡以上の表⾯積として可視化することによって、⽇常を構成する周囲の環境へと広がる繊細な被服へと仕⽴て上げられています。
もとみやはまた、数多くの映像を残しました。それらは映像作品として独⽴したものであったり、インスタレーションを構成する主要なパートであったり、「修復と再⽣」として2000年代を通して世界各地の⼈びとや⽣き物、環境と交わり展開されたプロジェクトの記録であったりと、内容は多岐に亘ります。本展では2002年前後に展開された「⾷卓の規範」プロジェクトの代表作《溢れる》ほかを上映します。
もとみやのプロジェクトは、本⼈⾃⾝の⽣前の分類では全19個ありました。海外でのサイトスペシフィックな展⽰やプロセスを含むものが少なくなく、限られた現存作品の多くは、部分や要素、資料といった性格を有します。その調査の⼀部に⽴ち会った神⼭亮⼦⽒(学芸員 戦後⽇本美術史研究)のテキストが、本展にあわせて発表されます。また、芸術医学史分野での発表もあったもとみやは、初期にはグラフィックデザイナーとして、晩年には裏千家茶道やいけばな広⼭流の師範としての顔も持ち合わせていました。企画者が作成する年表に、それらは反映されます。
本展は、享年58歳で命を失ったひとりの美術家の軌跡とその思考の広がりを提⽰することを⽬的としています。
(中ザワヒデキ・美術家)
【開催概要】
会期:2026年6月24日(水)~ 7月4日(土)
開廊時間:12:00〜19:00
休廊日:⽇曜日、月曜日
