MIRAI一覧へ
2019
12 / 20 (金)

2020
01 / 20 (月)

映画『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』公開 【現在は終了しています】

201912/20(金)~ 202001/20(月)

映画『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』公開 【現在は終了しています】

予告だけでも泣けると大絶賛!日々のささやかな息づかいと、戦争の悲惨さを、つぶさに捉えたあの名作に深化版が登場!

クラウドファウンディングからの、異例のロングラン大ヒット…と常に話題をさらい、国内外で高い評価を得てきた片渕須直監督の『この世界の片隅に』。そこでは語りきれなかった新たなエピソードを盛り込み、250もの新カットを追加して再編集した長尺版が誕生!遊郭の女・白木リンと、ヒロイン・すずの関係がより踏み込んで描かれ、対照的な女たちの人生と、その乙女心の切なさに、じ〜んと胸が痛む。全体の構成自体は変わらないのに、別の視点を加えるだけで、全く新しい作品を見たように立ち上がる物語の奥行き!ラストを知っているだけに、「もうすぐあの悲しすぎるシーンがやって来る…」と思うと、それまでの小さな小さな積み重ねのエピソードも全てが宝物に思えて、とにかく目に焼き付けなければ…と、終始食い入るように観ていた。人々が手を取り合い、新しい生活を再興するフィナーレ。哀しみに蓋をして、笑顔で未来へ進もうと決めたすずさんの決意を、忘れずに生きようと思う。

こうの史代の同名漫画を原作に、2016年に公開されたアニメーション映画を、更に深化させた特別編集版。昭和19年、戦争の只中で広島の呉に嫁いだすずは、優しい夫とその家族の元で新生活を始める。戦時の困窮も工夫を凝らして楽しむ前向きなすずだが、迷い込んだ遊郭で偶然出会った遊女のリンと、夫・周作の意外な接点に気づき動揺を隠せない。幼馴染みの海兵・哲との再会にも心乱されつつ、夫婦のあり方に思いを馳せる中で、戦火は容赦なく、安穏な生活を、人々の命を飲み込んでゆく。そして…。丁寧な時代考証に照らされた、哀しくも優しい、あの日の日本を描く。

ヒロイン・すず役ののん(能年玲奈)、今作で多くのシーンが追加されたリン役の岩井七世ほか、キャスト陣は変わらず続投!

©︎2019 こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会
※公開期間は目安です。全劇場での上映期間を保証するものではありません。

映画『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』公開

公式サイト

 
カレンダー