06 / 16 (火)
09 / 13 (日)
東京国立近代美術館 「杉本博司 絶滅写真」
東京国立近代美術館 「杉本博司 絶滅写真」
- 美術館・博物館・アート展
初期から近作まで全13 のシリーズを3章構成で展示
様々な領域で活動する現代美術作家、杉本博司(1948-)。小田原文化財団 江之浦測候所をはじめ建築分野でも活躍し、日本の古典芸能など舞台芸術の演出では国内のみならずヨーロッパ数都市や
ニューヨークにも進出。その活動分野は書、陶芸、和歌、料理と多岐にわたっています。
そんな多才な杉本の芸術の原点は銀塩写真にあります。確たるコンセプトに基づく、独自の表現による作品はまた、写真がデジタルに置き換わった今、銀塩写真の技術としても頂点を極めるものであり、その技法は今やまさに「絶滅が危惧される」ものと言えます。
本展では杉本の初期(1970 年代後半)から現在に至る銀塩写真約65点を展観します。写真作品で構成する美術館での個展は、国内では2005年の森美術館以来の開催となります。さらに、同館所蔵品ギャラリー3階にて同館所蔵杉本作品全点、また未公開資料「スギモトノート」
をサテライト展示します。
※「スギモトノート」:写真作品制作における、撮影時および暗室での作業工程の覚書を記したノート。1970 年代半ばより記録は始まる。
【開催概要】
会期:2026年6月16日(火) ~ 9月13日(日)
会場:東京国立近代美術館 1F企画展ギャラリー
開館時間:10:00~17:00(金曜・土曜は10:00~20:00)
休館日:月曜日
主催:東京国立近代美術館、日本経済新聞社
※そのほか詳細は、決まり次第公式HPに掲載されます。
