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2023
11 / 22 (水)

2023
12 / 23 (土)

ミヅマアートギャラリー 金子富之展「辟邪神」 【現在は終了しています】

202311/22(水)~ 202312/23(土)

ミヅマアートギャラリー 金子富之展「辟邪神」 【現在は終了しています】

  • 美術館・博物館・アート展
金子富之が描く様々辟邪絵

金子富之は主に神々や精霊、妖怪など、目に見えない精神的な存在の実体化を山形の限界集落で続けています。2015年には文化庁新進芸術家海外研修制度により、アンコール・ワットで知られるカンボジア、シェムリアップで上座部仏教やヒンドゥー教、精霊信仰などの造形美術に触れ、スケッチを重ねました。本年は5月より常陸国出雲大社(笠間市)で天井画を含めた長期の個展、6月にはアジアの神々をテーマに浜松市秋野不矩美術館で二人展を開催。12月には日本橋高島屋6階美術画廊Xで龍蛇をテーマにした個展を予定するなど活発に制作、発表を続けています。
古来より中国やインドなどで信仰された「辟邪絵(へきじゃえ)」は、疫鬼を退治する善神が描かれたものです。奈良国立博物館所蔵の国宝《辟邪絵》では天刑星、乾闥婆、神虫、鍾馗、毘沙門天が強い力を持つ辟邪神として描かれています。2021年の個展「辟邪の虎」において、金子は毘沙門天の神使である虎を集中的に描き発表しました。
本展では邪を払う神々の威容に焦点を当て、いずれも460×480cmの大作3点《牛頭天王》、《巨蝗神虫》、《武運長久の大虎》を中心に、作家が独自の解釈で描いた様々な辟邪絵を展示します。これらの激しく猛々しい作品と対峙し、感応したとき、私たち自身の内にも活性や変容が生じるかもしれません。

【開催概要】
会期:2023年11月22日(水) ~12月23日(土)
開廊時間:12:00 ~19:00
休廊日::日曜・月曜・祝日

ミヅマアートギャラリー 金子富之展「辟邪神」

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