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2020
11 / 27 (金)

2021
12 / 27 (日)

映画『ヒトラーに盗られたうさぎ』公開 【現在は終了しています】

202011/27(金)~ 202112/27(日)

映画『ヒトラーに盗られたうさぎ』公開 【現在は終了しています】

多言語&多文化のワンダフル体験!ドイツから、スイス、フランス、イギリスと流民した少女の、強くたくましい人生。現代の親にこそ見て欲しい、子育てバイブル的映画。

これは、「ヒトラーとユダヤ人」という構図を借りた子育て映画である。ジェンダーやマイノリティの壁にぶち当たりながらも前向きに明るく突き進み続けるアンナは「我が子もこんな風に育って欲しい!」とその極意を乞いたくなるような、自己肯定感に満ちた少女だ。彼女を育てる両親の金言の数々も素晴らしく、メモ必至!移民を繰り返す理由を「過去にしがみつくと視野が狭くなる」「我が家があちこちにあるのもいいだろ?」なんて言って、多文化、多言語のワンダフルな世界に導く父。波乱万丈の、腰の落ち着かない生活の中でも、絶対に揺るがない家族の信頼は彼女をどんどん強くし、どこに行っても「ありのまま」を受け容れ、自分の言葉で、心で戦える人間に引き上げてゆく。お金があろうとなかろうと、家があろうとなかろうと、人はこんなに立派になれるのだ。本作がデビューとなった子役のリーヴァ・クリマロウスキの素晴らしさも筆舌に尽くしがたい!原作『ヒトラーにぬすまれたももいろうさぎ』は作者の実体験が練りこまれたロングセラー児童文学。

1933年。ベルリンに住む9歳の少女アンナは、ヒトラー批判を続ける父の影響で、スイスへの亡命を余儀なくされる。持って行っていい荷物は「一つ」だけ。泣く泣くお気に入りの桃色うさぎのぬいぐるみを手放し、家の隅々に別れを告げて旅立つが、生活が立ち行かず、今度はフランスへ移ることに。言葉も解らない新しい土地で、異なった価値観に触れながらも、どんどん吸収して、たくましく成長して自己を確立してゆく少女。しかし、そこもまた安住の地ではなく…。

奇しくも同じ日に「ユダヤ迫害」を描く作品が公開される。こちらは、流民となったユダヤの少女のお話。もう一方は、ユダヤ人を匿った少年の物語『アーニャは、きっと来る』。どちらも子供が主人公という点で共通するが直接の繋がりはない。でも、是非2本併せて見て欲しいなと、願う。

© 2019, Sommerhaus Filmproduktion GmbH, La Siala Entertainment GmbH, NextFilm
Filmproduktion GmbH & Co. KG, Warner Bros. Entertainment GmbH
※公開期間は目安です。全劇場での上映期間を保証するものではありません。

映画『ヒトラーに盗られたうさぎ』公開

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