04 / 29 (火)
07 / 21 (月)
BBプラザ美術館 「青とモノクローム ―フランスと日本の色を読む」
BBプラザ美術館 「青とモノクローム ―フランスと日本の色を読む」

- 美術館・博物館・アート展
青とモノクロームの世界へ
世界最古の絵画は6万年以上前に描かれた洞窟壁画といわれていますが、人類が色を使って表現したその瞬間から、現在にまで至る長い探究が始まりました。かつて、近代フランスの前衛美術グループであるナビ派の作家モーリス・ドニが「絵画とは、ある一定の秩序のもとに集められた色彩によって覆われた平面である」と言葉を残したように、絵画は作家が創出した色の世界です。オーギュスト・ルノワールら印象派は、色の三原色を基調とした筆触分割により革命を興し、色彩によって対象の真実を描き出そうとするフォーヴィストら多様な表現を生み出す起点となりました。
本展覧会では視覚芸術において大きな意味をもつ“色”に改めて注目。三原色のひとつでもある青色に焦点を当て、コレクションよりフランス・日本の近代から現代までの青に関係の深い作品と、併せてモノクローム(白黒)の作品を紹介します。
青の章では、モーリス・ド・ヴラマンクの荒天の空をはじめ、豊かな表情をもつ風景画、青をまとう人物画や静物画を。モノクロームの章では、藤田嗣治のしなやかな線描の銅版画や、津高和一の詩的な響きを感じる油彩画、濱田庄司の白釉の陶作品などを展観し、その色にひそむ作家の狙いや記憶を探ります。
【開催概要】
会期:2025年4月29日(火・祝) ~ 7月21日(月・祝)
開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
※ 7月4日(金)は「ナイトミュージアム」として19:30まで開館
休館日:月曜日 (祝休日の場合は翌平日)
※5月5日(月・祝)、5月6日(火・休)、7月21日(月・祝)開館、5月7日(水)休館
観覧料:一般 500円(400円)/大学生以下無料
※65歳以上の方、障がいのある方とその付添いの方1名は半額
※( )内は20名以上の団体料金
※ 7月8日(火)入館無料 (開館記念日7月7日が休館日のため翌日)
◆特別企画
会期中、青色のものを身に着けてご来館の方に、絵はがきをプレゼント!
受付で「青色の○○を着ています。(持ってきています)」とお伝えください。
