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奈良県立美術館 特別展 「生誕200周年記念 森川杜園展」 【現在は終了しています】
奈良県立美術館 特別展 「生誕200周年記念 森川杜園展」 【現在は終了しています】
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幕末から明治へ―激動の奈良を生きた無二の異才、森川杜園。その妙技と芸術の全貌に迫る。
森川杜園(もりかわ とえん 1820-1894)は、幕末から明治という時代の変革期に、奈良人形(一刀彫)の制作を軸に活躍した奈良の彫工です。古都・奈良の風雅な趣の伝統美を造形上の理想に掲げ、鋭い刀法と高度な彩色技術を用いてこれを制作しました。その卓越した技術と豊かな造形性は、単なる職工の域にとどまらない優れた芸術性を示すものとして、竹内久一や平櫛田中といった後世の彫刻家から高く評価されています。
杜園の生誕200周年を記念する本展では、約200点の作品を通して、杜園芸術の全貌を紹介します。簡素な造形に華やかな彩色を施した、素朴で風雅な大和の美・奈良人形(一刀彫)の魅力をこの機会にどうぞご堪能ください。
【開催概要】
会期:2021年9月23日(木・祝)~11月14日(日) ※一部展示替えあり
(前期:9月23日~10月17日/後期10月19日~11月14日)
開館時間:9:00~17:00 (入館は閉館30分前まで)
休館日:月曜日 ※但し11月1日、8日は開館