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2023
02 / 17 (金)

2023
03 / 17 (金)

映画『いつかの君にもわかること』公開 【現在は終了しています】

202302/17(金)~ 202303/17(金)

映画『いつかの君にもわかること』公開 【現在は終了しています】

余命わずかのシングルファザーが、最愛の息子のために始めたのは新しい親探し。苦渋の決断を迫られる迷いの旅に涙。

4歳の子供を手放す。いまちょうど4歳児を育てている私にとっては、あまりにジャストタイミングな鑑賞。いま、娘を誰かに託すとしたら、何を第一条件に考えるだろうか?「幸せになれるように」と言ったところで、一体幸せとは何だろうか?今の私の尺度と、未来の彼女の尺度やモノの見方は、きっと全く違うだろう。そんなことをグルグルと考えながら観た。ラスト、未来の息子へと遺すものをパッキングする主人公を見て、そして未来へ託す瞬間を見て、エンドロールが終わってからも泣きながら考えた。私なら誰を選ぶだろう。4歳児はどんなふうに父の喪失を乗り越え、大人への階段を上るだろう。とっても特別な作品。

鑑賞後、作中に出て来た絵本「When Dinosaurs Die」が気になったので読んだ。死という事実を突きつけながら、それとどんな風に付き合う方法があるのかが淡々と穏やかに書かれている。今のうちから我が子にも読ませたい一作。映画と併せて是非。

4歳の息子と幸せに暮らす窓拭き掃除屋のジョンはシングルファザー。周囲の手を借りながら、ささやかな幸せを守ってきたが、33歳の若さで余命宣告を受け、みるみる体調は悪化。既に仕事にも支障をきたし、子どもと外を走ることもできない。そんな彼の一番の気掛かりは、最愛の息子マイケルのこれからの人生だ。自分自身が幼少期から施設を転々とした経験もあり、同じ人生だけは歩ませまいと、特別養子縁組に登録し、息子の里親探しを始めるのだが、自分の選択が息子の人生を決定づけてしまうと考えると、何家族に会っても踏み切れず、時間だけがただ過ぎてゆく。タイムリミットはあとわずか。父子の絆を掬い上げてくれる救済者は現れるのか…?

※公開期間は目安です。全劇場での上映期間を保証するものではありません。
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映画『いつかの君にもわかること』公開

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