10 / 27 (金)
11 / 27 (月)
映画『ドミノ』公開 【現在は終了しています】
映画『ドミノ』公開 【現在は終了しています】
- エンタメ
騙される快感!ベン・アフレックが迷い込んだ世界に正解はあるのか?2度3度と見たくなる迷宮がここに。
主演ベン・アフレックの作品選びへの信頼がまた一段と強固になった。脚本は・監督はロバート・ロドリゲス。多重構造で塗り重ねられた嘘、見えているものが全て信じられない脚本構築は、ノーランの『インセプション』や『テネット』にも似ているが、終わってみると、その満足感のある世界がたった94分で作られている事実にも驚愕させられる。ジャンルを飛び越え続け、先の予測を許さない展開。娘の喪失により、精神に不調を抱えながら奔走する半狂乱の刑事と同化して、不確かな世界に身を委ね、脳内をシェイクされながらも、振り落とされまいとしがみついて楽しんだ。ラスト、ほんのちょっと辻褄の合わない違和感がまた、もう一度見返したくなるスキを残して、中毒性を掻き立てる。大画面で没頭して欲しい一作!
4年前、幼い娘ミニーを眼前で誘拐された中堅刑事のローク。容疑者はすぐに捕まったものの、犯行当日の記憶を失っており娘の行方は分からないまま。しかし、血眼で真相究明に燃えるローク自身の記憶にもまた空白が多い。そんなある日、実行犯が全員記憶を失っているという奇妙な連続銀行強盗が発生。主犯格と思しき男を追う中で「レブ・デルレーンを見つけろ」と走り書きされた娘の写真を発見する。ヒプノティックス(催眠)を武器に暗躍するD機構の存在、敵の作り出す虚構世界を突破して、娘を取り戻すことはできるのか…?
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※公開期間は目安です。全劇場での上映期間を保証するものではありません。