12 / 08 (金)
01 / 08 (月)
映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』公開 【現在は終了しています】
映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』公開 【現在は終了しています】
- エンタメ
甘くてほろ苦い…若き日のウォンカの生き様を描く。魔法のようなチョコレート工場はいかにして誕生したのか?子供と見たい絶品ミュージカル。
小学生の頃、ロアルド・ダールの原作を繰り返し読み、ジーン・ワイルダー版の『夢のチョコレート工場』(1971年)もビデオテープが擦り切れるくらいに見た。今作は、原作には描かれぬ若き日のウォンカを描く完全オリジナル作品だが、ウンパルンパの見た目や、ウンパルンパソング、主題歌「Pure Imagination」などはワイルダー版をそのまま踏襲。愛とオマージュがたっぷりの続編(前日譚)となっている。なんといっても秀逸なのはオープニング!一張羅を羽織り、トランク1つとソブリン銀貨17枚だけを手に故郷を飛び出した青年が、あっという間に都会の洗礼を受けて無一文になる4分27秒のオープニングソング「A Hatful of Dreams(帽子いっぱいの夢)」は、その映像体験だけで波瀾万丈な彼の人生と、明るく前向きな優しい性格とその魅力を描き、完全に心を奪われた。意欲的で、この上なくポジティブで、魔法使いみたいなショコラティエ・ウォンカ。そして、彼に魅了された仲間や街の人たちのチームワーク。逆にその才能を恐れ、破滅させようと躍起になる狡猾な大人たちの攻防…。”プリンス・オブ・ハリウッド”ティモシー・シャラメの魅力も全開!完璧にして斬新な終始ワクワクの2時間は、これぞミュージカル!幼少期の夢の続きを見たようで、幸せで胸がいっぱいになった。エンドロールでの後日譚まで、たっぷり楽しんで。
世界中で読み継がれる児童文学の名作『チャーリーとチョコレート工場』。偏屈でシニカルな工場長ウィリー・ウォンカの若き日々を、夢と魔法が詰まったミュージカルで綴る。亡き母との思い出を胸に、夢見ることを禁じられた町で、世界一のチョコレート作りに挑む青年と、それを阻もうとする大人たちの攻防を描く。主演・ティモシー・シャラメはもちろんのこと、ウンパルンパに扮したヒュー・グラントや、脇を固める俳優陣もサイコー!
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※公開期間は目安です。全劇場での上映期間を保証するものではありません。