06 / 17 (土)
『今週末、デートに行かないか?』 -芝- 【現在は終了しています】
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大人のキャンドルファイヤーで「スローな夜」を!
6月21日は夏至、1年のうちで一番昼が長い日だ。
まだまだ梅雨本番だけど、確実に夏は近づいているんだね。
そんな1年で一番昼が長い「夏至」と、逆に昼が一番短い「冬至」の日に、夜8時から10時の2時間、電気を消してロウソクの灯火の下、
ひとりひとりがゆっくりと考える時間を持とうという試み、「100万人のキャンドルナイト」が各地で行われてる。
これは2003年に「でんきを消してスローな夜を」という呼びかけから始まり、全国に広がっていったムーブメントなんだけど、
ただ2時間、電気を消してみるだけで、いろいろと考えさせられることは多かった。
元々の呼びかけは、一旦10周年を迎えたところで終わったんだけど、その想いを引き継いで今でも日本の各地で自主的にイベントが行われてる。
今週土曜は、芝、増上寺で行われている「100万人のキャンドルナイト@増上寺2017」に一緒に行かないか?
少しだけ夏至よりは早いけど、みんなで集まって「でんきを消してスローな夜を」過ごすのはとても意義があると思ってる。しかも、君と一緒にそれを過ごせるならなおさらだ。
僕らは、何もしなくてもいいし、何を考えてもいい。ただ、電気を消してゆっくりとした時間の中にいればいい。
一人で考えてみるのもいいかもしれない、でも、二人でその時間を過ごすことで生まれる考えや思いがあるんじゃないかと思うんだ。
それはきっと、僕たちだけじゃなくみんなのことで、この国だけじゃなく、地球全体のことで、いつまでも続く未来のことのような気がしている。
なんて、ちょっと小難しくなっちゃったね。要は”大人のキャンドルファイヤー”やろうよって話さ。
小さな頃、キャンプとかのレクレーションでやらなかった?真っ暗な中でロウソクの火を順番に点けていくやつ。
子供心に妙な高揚感があって、なんか神秘的で、なぜか秘密の話をしたくなるあの感じ。好きだったなぁ。
キャンドルファイヤーと言えば、夜8時には東京タワーも消灯されるんだ。
昔のドラマか何かで主人公が、東京タワーが見えるレストランから魔法っぽく東京タワーの灯を吹き消すんだ。
それは単に東京タワーの消灯時間にあわせて息を吹きかけるふりをするだけなんだけど、オシャレにみえた。
今となってはバブルっぽくて、キザすぎるのかもしれないけど。
その他にも、 幻想的なキャンドルに囲まれたキャンドルナイトステージや、さまざまなマルシェなんかもあるからいろいろと楽しめると思う。
イベントは20:30に終了するから、近くの東京タワーがみれるレストランでご飯を食べよう。
あ、そうだ、食事を終わるころに一つマジックを用意してるんだ。
君のために、東京タワーに灯を点そうと思ってる。成功したらすごくない?
ただし、魔法のタイミングは僕に任せてね。
『今週末、デートに行かないか?』 -芝-


