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第75回ゴールデングローブ賞受賞式 2018 【現在は終了しています】
第75回ゴールデングローブ賞受賞式 2018 【現在は終了しています】

人種問題を描いた話題作「ゲット・アウト」はコメディかドキュメンタリーか、それともスリラーか?
優れたアメリカの映画とテレビ番組に与えられる栄誉「ゴールデングローブ賞」は、アカデミー賞の前哨戦としても注目の高い賞レースです。対象はアメリカの作品ですが、選考は外国人の記者というユニークな方法を取っています。今回ノミネートされている話題作は、おなじみスティーブン・スピルバーグ監督の「ペンタゴン・ペーパーズ(最高機密文書)」のほか、メキシコ人監督ギレルモ・デル・トレの「シェイプ・オブ・ウオーター」が最多7部門でノミネートされるという快挙を成し遂げ、賞の行方が楽しみにされています。一方、コメディ部門にノミネートされた「ゲット・アウト」を巡って、大きな議論が巻き起こっています。白人と黒人の恋人どおしを描いた話題作は、「ドキュメンタリー」と定義つける監督に対して、ユニバーサル社は「コメディ部門」で申請。批評家によってはスリラーとも定義付けられていて、この映画を「コメディ」と枠付けすること自体が人種差別を体現しているとの声もあります。授賞式は、日本時間1月8日10時からANXが生中継する予定です
