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国立民族学博物館 「フォルモサ∞アート——台湾の原住民藝術の現在(いま)」
国立民族学博物館 「フォルモサ∞アート——台湾の原住民藝術の現在(いま)」

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台湾だけではなく、国際的な現代美術展に出展し、国際的な認知度も高い原住民族アーティスト12人が一堂に介します!
台湾にはもともと住んでいるという意味の「原住民族」という公称をもつ先住民族がいます。本企画展では国際的なアートシーンでも高い評価を得ている12名の「原住民藝術家」の作品を紹介します。原住民藝術家の作品には、個人や集団の記憶が民族のアイデンティティをともない色濃く表現され、強い抗議や社会運動の色彩を帯びることもあります。また、祖霊(それい)や神話、祭礼や慣用してきた文様が作品の重要なモチーフとなり、原住民族のくらしや文化を育んできた大地や大海との対話が創作活動の支柱となっています。
企画展のタイトルのフォルモサ(Formosa)は、台湾の美しさに感嘆した大航海時代のポルトガル人の「Ilha Formosa(麗しの島)」という言葉に由来します。継承されてきた伝統文化、現代化にともなう先住民族文化の喪失、地球や世界が抱える環境破壊や格差問題など、アートを通して無限に広がる台湾原住民族の世界をお楽しみください。
【開催概要】
会期:2025年9月18日(木)~12月16日(火)
開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:水曜日
観覧料:一般 780円(660円)/大学生 340円(270円)/高校生以下無料
※( )は20名以上の団体料金/リピーターは団体料金を適用
※本館展示の料金でご覧いただけます
