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2021
06 / 11 (金)

2021
07 / 11 (日)

映画『漁港の肉子ちゃん』公開

202106/11(金)~ 202107/11(日)

映画『漁港の肉子ちゃん』公開

タイトルからは想像もつかない、泣ける一作!家族が家族である奇跡を、明石家さんまプロデュースで噛み締めるアニメーション。

エンドロールの文字が涙で滲んで読めないほど、後半は泣きまくった。普段の生活で「家族の絆」をわざわざ意識する機会は少ないけれど、時間と体験を共有して名実ともに家族となってゆく母娘の姿に、自分の家族のあり方を振り返った。底抜けに明るくて、すべてを受け容れる器を持った肉子ちゃん。あの重い脂肪は、背負いこんだ幾多の他人の人生だ。しかしその足かせを物ともせず、コミカルにパワフルに突き進む。その動力源は娘。母は強し!あんな母になりたいものだなぁと、我が身の脂肪をつまんだ。動じない母を尻目に、多感な小学5年生のキクリンは、友人との関係、ちょっと気になる男の子、人生のこと、母のこと…モヤモヤとたくさんの悩みを抱えている。喋り出す虫や動物、アニメというデフォルメされた世界で引き立つ、個性的なキャラクターたち。ファンタジックな日常世界に立ち現れる「リアル」に打ちのめされた。カメレオン女優・大竹しのぶ、声優デビューとなるcocomiの素直で透明感のある芝居、吉田拓郎の『イメージの詩』 を10歳の稲垣来泉がカヴァーした挿入歌も素晴らしい!

トトロみたいな肉塊女子「肉子ちゃん」が男に騙されまくって流れ着いた小さな北の漁港。底抜けに明るい母(肉子ちゃん)と、8歳のキクリンは、それぞれの心に小さな秘密を抱えながらも、漁港の片隅に係留された船内で、それなりに幸せに暮らしている。お嬢様気取りで仕切り屋の同級生マリアちゃん、顔がうずいて変顔がやめられない二宮くん、なぜか喋りだす神社の虫に動物たち…。ちょっとファンタジックなキャラクターも織り交ぜて語られる、でこぼこ親子の成長物語。『きいろいゾウ』『円卓』の西加奈子の原作小説を、お笑い怪獣・明石家さんまがプロデュースという意外性を裏切り、スルスル心に沁み込む温かい一作。

ⓒ2021「漁港の肉子ちゃん」製作委員会
※公開期間は目安です。全劇場での上映期間を保証するものではありません。
また、新型コロナウイルス感染症 (COVID-19)の影響で、上映予定の変更が行われている場合もあります。

映画『漁港の肉子ちゃん』公開

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