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『GWは東北に行かないか?』 -花巻~遠野ほか- 【現在は終了しています】
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- 季節のイベント
”イーハトーブの桜を巡る旅” 1
ねぇ、ゴールデンウィークは桜前線と一緒に、東北へ行ってみない?
今回は岩手の桜を楽しむ旅にしよう。
集合は12時に東京駅。12:36発のやまびこ51号・盛岡行に乗るからね。
東京駅で駅弁とビールを買ってからホームに行こう。せっかくだから岩手の味が味わえるお弁当はどうかな?
岩手・一関の老舗お弁当店、斎藤松月堂の「いわてあぶり焼き和牛弁当」や「うにごはん」がオススメ。
目的地の新花巻には15:41に到着だ。そう、岩手の旅の始まりは宮沢賢治の故郷、花巻だ。
宮沢賢治は知ってのとおり「銀河鉄道の夜」や「注文の多い料理店」で有名な童話作家だ。「雨ニモマケズ」が一番有名なのかな?
彼の作品にでてくる架空の理想郷”イーハトーブ”が岩手をモチーフにしていることも知られているけど、ベースはこの花巻の自然風景だったんだろうね。
”銀河鉄道”のモデルとなったとされる「岩手軽便鉄道(いわてけいべんてつどう)」も花巻を走ってたんだ。
花巻についたら、レンタカーを予約しているから、それに乗ってまずは 「宮沢賢治記念館」に行こう。
そして、まずは 「山猫軒」で一休みしようか。
そう、ここは「注文の多い料理店」をモチーフにしたレストランだ。入り口の看板には、「どなたもどうかお入りください。決して遠慮はありません」だとか、「ことに肥ったお方や若いお方は大歓迎いたします」と書かれてたりして、彼の世界感に触れられるんじゃないかな。
記念館には、その他にもイーハトーブの世界を感じとれる展示なんかがあるから、まずは宮沢賢治の世界感に浸ってみよう。
記念館を堪能したら、これも賢治が名づけたという 「イギリス海岸の桜」を見ながら、今日の宿へ向かおう。
多分もう日が落ちてるだろうから、 銀河鉄道が現れてるはずだ。
ん?それはいってみてのお楽しみ。
今回の宿は 鉛温泉「藤三旅館」だ。
映画「海街diary」にも出てくる老舗旅館だよ。
新日本百名湯にも選ばれているここのお湯は、もちろん源泉100%のかけ流し、特に有名なのは、日本一深い自噴天然岩風呂の「白猿の湯」だ。
深さが1.25mあって、立って入る珍しい温泉なんだよ。
基本混浴だけど、女性専用の時間があるから大丈夫。
泊まる部屋は、”湯治部”と呼ばれる長期滞在者用の部屋にした。古くてびっくりするかもしれないけど、昔からここに泊まって長く湯治をする人たちが使っていたところ。
だから、売店では生活用品なんかも売られているし、調理場もある。昔ながらの湯治場の風情を味わってみないか?
しかもGW期間でも1泊2食で9300円というのがやさしいじゃない。今回はここを拠点にしようと思ってる。
2日目は桜の名所「北上展勝地」に行こうかなと思ってる・・・
2日目へつづく
『GWは東北に行かないか?』 -花巻~遠野ほか-


