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京都dddギャラリー 第229回企画展 「小島武展 夢ひとつ」 【現在は終了しています】
京都dddギャラリー 第229回企画展 「小島武展 夢ひとつ」 【現在は終了しています】
- 美術館・博物館・アート展
1960年代の申し子、イラストレーター小島武の世界
2009年に亡くなった不世出のイラストレーター小島武はたくさんの作品を残しました。「ぼくはね、今でも筋金入りのシクスティーンズ・チルドレンを自称しているんですよ」(2002年5月号『レコード・コレクターズ』インタビューより)の言葉どおり、小島武は、まさしく1960年代の申し子でした。60年代カウンターカルチャーの発信地「アートシアター新宿文化」の上映・公演ポスターを22歳でてがけたのをかわきりに、その後「六文銭」の小室等や井上陽水らとレコードレーベル「フォーライフ」の発足に参画するなど、ミュージシャンたちとの関わりも深かったのです。
装丁家の平野甲賀氏曰く、今回、彼が残した膨大な作品を整理するなかで、とくに気がついたことは、漫画のタッチの新鮮さ。描き文字のすばらしさでした。小島武に言わせれば「ボクの描くものはすべてイラストレーションだ」ということになるのだが。
本展ではスライド、ライトテーブルで作品を映像としても紹介されます。ひとつのモチーフをなんども描いて別の背景と組み合わせていく―という独特の手法や、鉛筆画をなんども描き分け、コピーを重ねながら墨色を色濃くしていく、或いは描いたイラストを切り分け、別の絵の上にコラージュを重ねていく―といった創作過程についても見ることができるでしょう。
【開催概要】
会期:2021年7月24日(土)~9月25日(土)
開館時間:11:00~19:00 ※土曜日と 9月19日(日)は18:00まで
休館日:日曜・月曜・ 祝日 ※9月19日(日)は開館
観覧料:無料
※状況により会期等を変更する場合があります。最新情報は、公式サイトなどでご確認ください。