12 / 20 (土)
03 / 08 (日)
京都国立近代美術館 「セカイノコトワリ―私たちの時代の美術」
京都国立近代美術館 「セカイノコトワリ―私たちの時代の美術」

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アーティストの視点でとらえた、現代の世界の「コトワリ」とは?
本展では、世界のグローバル化が進み、日本人作家の海外での発表の機会が増えた1990年代から現在までの美術表現を中心に、20名の国内作家による作品を紹介します。世界と人間との関係をめぐるアーティストたちの考察や実践を、「アイデンティティ」「身体」「歴史」「グローバル化社会」といったキーワードを手がかりに読み解き、展覧会での鑑賞者の作品体験が、あたかも航海上の潮流やうねり、未知の島との遭遇などを記録した「海図」のような物語として描き出されることを試みます。
本展のタイトル「セカイノコトワリ」には、外来語や新しい概念をカタカナで表記するように、未知のものに対して安易な解釈や意味づけを保留しつつ自らの思考を更新していく態度という意味が込められています。「私たちの現在地はどこ?/Where Do We Stand?」という問いに対する答えは無数にあり、海に浮かぶ小舟のように常に揺れ動いているとも言えます。それでも、他者と共有可能な拠りどころを探しながら生きていくために、本展が鑑賞者それぞれのセカイノコトワリを見つける機会となるのではないでしょうか。
【出品作家】(50 音順)
青山悟、石原友明、AKI INOMATA、小谷元彦、笠原恵実子、風間サチコ、西條茜、志村信裕、高嶺格、竹村京、田中功起、手塚愛子、原田裕規、藤本由紀夫、古橋悌二、松井智惠、宮島達男、毛利悠子、森村泰昌、やなぎみわ
【開催概要】
会期:2025年12月20日(土)~2026年3月8日(日)
開館時間:10:00~18:00/金曜日は20:00まで開館
※入館は閉館の30分前まで
休館日:月曜日(ただし、1月12日(月・祝)、2月23日(月・祝)は開館)、12月30日(火)~1月3日(土)、1月13日(火)、2月24日(火)
観覧料:一般 1,500円(1,300円)/大学生 700円(600円)
※()内は前売と20名以上の団体及び夜間割引(金曜18:00以降)
※高校生以下・18歳未満は無料*。
※心身に障がいのある方と付添者1名は無料*。
※ひとり親家庭の世帯員の方は無料*。
*入館の際に学生証、年齢の確認ができるもの、障害者手帳等をご提示ください。
※本料金でコレクション展もご覧いただけます。
