03 / 18 (水)
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+1art(ギャラリー) 菊池和晃個展「STUCK³ー泥濘のキュビズム」
+1art(ギャラリー) 菊池和晃個展「STUCK³ー泥濘のキュビズム」
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菊池和晃の個展開催
菊池和晃は、過大な労力にまったく見合わない仕事を行うマシンを制作し、それを自ら稼働させることで、美術史上に残る作品イメージを生産する行為そのものを作品化してきました。鉄やステンレスで作られたマシンは、大人一人では持ち上げることが難しいほど重く堅牢で、工場の工作機械のような外観をしていますが、実際には、驚くほど非効率で、過酷な労働を強いる装置ばかりです。 結果や効率が重視される現代社会において、菊池はこうしたナンセンスとも言える行為を、あえて作品として提示しています。
本展では、15世紀の北方ルネサンス、17世紀のバロックへと時代を遡り、3点の絵画をモチーフとした新作を発表します。 今夏、フェルメールの《真珠の耳飾りの少女》が来日し、大阪中之島美術館で展示されることが話題となっていますが、よく知られているように、この作品は数奇な運命をたどってきました。 フェルメールの死(1675)後に競売にかけられ、約200年にわたり所有者を転々としたのち、1881年の競売で当時わずか1万円で落札され、落札者の死後、本作はマウリッツハイス美術館に寄贈されました。
本展はこの作品をはじめ、ベラスケス《ラス・メニーナス》、ヤン・ファン・エイク《アルノルフィーニ夫妻の肖像》を題材に、鑑賞者が画面に目線の高さで最接近したときに見える(であろう)イメージを描いた《超近景シリーズ》、鉄板に「アイアンブラシホルダー」を用いて描かれた《脱重力の為のプラクティス》のほか、平面、立体、映像で構成されます。会期中には、自作のマシンを稼働させるパフォーマンスを予定しています。
【開催概要】
会期:2026年3月18日(水)~3月28日(土)
開廊時間:12:00~19:00 (最終日 〜17:00)
休廊日:日、月、火
