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2021
03 / 22 (月)

2021
05 / 31 (月)

東京工芸大学 写大ギャラリー:森山大道 写真展「衝撃的、たわむれ」 写大ギャラリー森山大道アーカイヴより 【現在は終了しています】

202103/22(月)~ 202105/31(月)

東京工芸大学 写大ギャラリー:森山大道 写真展「衝撃的、たわむれ」 写大ギャラリー森山大道アーカイヴより 【現在は終了しています】

  • 美術館・博物館・アート展
森山大道のドキュメンタリー映画に関連した写真展が開催

日本を代表する写真家として1960年代より活躍する森山大道。近年では、ニューヨーク、パリ、ロンドンなど、海外の美術館で大規模な展覧会が開催され、世界各地で写真集が出版されるなど、国際的な評価も高まっています。4月より全国順次公開となるドキュメンタリー映画『過去はいつも新しく、未来はつねに懐かしい 写真家 森山大道』に関連した写真展を、東京工芸大学 写大ギャラリーにて開催します

同ギャラリーでは、1960年代から1970年代に制作された森山の初期の代表的な作品の貴重なヴィンテージ・プリント約900点を所蔵しています。本展では、その中から同じカット(ネガ)からプリントされたもの、同じ被写体を撮影しながら別のカットからプリントされたもの、そのふたつに注目した作品を紹介します。それらのプリントの特徴は同じカットからのプリントであっても、トリミング、濃度、コントラスト、焼き込みなどが違い、イメージを大きく異にします。さらにはネガを裏焼き(左右反転)したものなどもあります。それらが多数存在します。

果たして、かつて森山はそれらをどんな思考の因にプリントしたのか。森山にとって暗室は「具体的かつ衝撃的な、〈まだ見ぬ世界〉との感応」(『写真との対話、そして写真から/写真へ』森山大道著・青弓社刊より)の場です。路上スナップとは別の、未知なるものと遭遇する重要な空間であり、聖域といえます。そこから生み出された作品は思索の軌跡といえるはずです。今回の展示はそれらを伺い知り、追体験することを目的とした実験的なものといえます。映画と併せてお楽しみください。

【開催概要】
会期:2021年3月22日(月)~ 5月31日(月)
休館日:日曜日
開館時間:(月〜金)10:00 ~ 18:00/(土)10:00 〜 17:00
※開館時間については、公式サイトをご参照ください
観覧料:無料

東京工芸大学 写大ギャラリー:森山大道 写真展「衝撃的、たわむれ」 写大ギャラリー森山大道アーカイヴより

公式サイト

 
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