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映画『海上48hours ―悪夢のバカンス―』公開 【現在は終了しています】

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202207/22（金）～ 202208/22（月）

映画『海上48hours ―悪夢のバカンス―』公開 【現在は終了しています】

『海底47m』の製作陣が贈る、激ヤバ海難パニックホラー！盗んだバイクで走り出した無鉄砲すぎる男女５人が海から受けた洗礼とは…？

海という広大な舞台でありながら、これはもう密室劇と言っていい。だだっ広い海の真ん中で、どこへもいけず無力に漂う５人。「(♪)盗んだバイクで走り出す 行き先も解らぬまま暗い夜の帳りの中へ〜」と歌ったのは尾崎豊だが、この５人は、盗んだ水上バイクで走り出し、無謀を極める危険運転の末、サメの回遊する海中へと放り出される。何しろ冒頭から、嫌な予感しかしない泥酔バカ騒ぎ。自業自得！救う価値なし！と見限ってしまいそうなメンバーなのだが、その中には、たった1人、賢くて良識を持った美人がいるのだ…。

パニックホラーの定石としては、これでラストシーンはだいたい読めるが、『海底47m』で全員死ぬという伝説的なラストを樹立しているだけに、このチームは油断できない。とはいえ、５人が全員生還はあり得ないので、あとはどう揺さぶり、恐怖させ、死までのカウントダウンを数えるかだが、絶体絶命感の中、時折見える希望の光フラグに踊らされ、1人また1人と消えてゆく。そして命のサバイバルとは関係のないところで勃発するいたたまれない対立シチュエーション！テンポの速さも手伝い、どんどん魅せられ、むちゃくちゃ楽しい（＝恐ろしい）展開だった。そして、ラストにかけては、思わず涙しそうな感動巨編っぷり。期待以上の85分は、体感では2時間くらいの没入感と満足ぶりだった。この広大さを体感するにも、おすすめはやはり大画面。背中をゾゾーっとさせて映画館で暑さをぶっ飛ばして！

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※公開期間は目安です。全劇場での上映期間を保証するものではありません。