09 / 15 (金)
10 / 15 (日)
映画『ミステリと言う勿れ』公開 【現在は終了しています】
映画『ミステリと言う勿れ』公開 【現在は終了しています】
- エンタメ
遺産相続の裏に隠された悲しい歴史。天パな大学生が多弁に鋭く読み解く人気シリーズがついに映画化!
昨年大ヒットしたドラマ版『ミステリと言う勿れ』は、「主演のイメージが原作と違うな…」と敬遠して、実は一度も観なかったので、ちょっと緊張しながら鑑賞。が、さすが菅田将暉、原作とは違うながらも自分の土俵に引き込んだ圧の強めな久能整像を確立。コミカルかつほんわかな絶妙のバランスもとても良かった。そして、注目株は、整を遺産騒動に引っ張り込んだヒロイン・汐路役の原菜乃華。鈴のような透明感のある声とクルクル変わる表情、少女と女性の両面を行ったり来たりするような芝居に魅了された。加えて、松下洸平の清濁併せ持つ振り切った芝居もグッド。原作でも人気のエピソード「広島篇」。しっかり、過不足なく描かれていて、原作ファンにもオススメできる逸品!最近“フェミ映画”として話題になっている映画『バービー』以上に、フェミを堂々と語る久能整の言葉は、人によってはかなり衝撃的かもしれない。育児中の私としては、原作を読んでいた時にもハッとさせられた子育てにまつわる逸話を再度突きつけられ、志を新たにしたのでした。
資産家一族の当主の死により、遺産の相続権を争うことになった4人の孫たち。「あるべきものを、あるべきところへ、過不足なくせよ」謎の遺言状と共に手渡された、蔵の鍵。いとこ同士の血を血で洗う戦いが始まったかに見えたが、そこへ現れた天然パーマの大学生・久能整によって、事態は思わぬ方向へ転がって行き…?
Ⓒ田村由美/小学館
Ⓒ2023 フジテレビジョン 小学館 TopCoat 東宝 FNS27社
※公開期間は目安です。全劇場での上映期間を保証するものではありません。