川内、国際舞台へ最後の関門
来年のマラソン世界選手権の選考レースの一つ。注目は「公務員ランナー」の川内優輝(埼玉県庁)。世界選手権の出場権を逃せば「もう世界の舞台で戦うことはない」と明言しているだけに、世界一を決めるレースに出るのは今回が最後になるかもしれない。自身は9月のレースで日本人最高を記録、2時間10分台を切るタイムも出せているだけに調子は上向きのようだ。昨年のびわ湖4位などの記録を持つ前田和浩(九電工)、昨年の福岡国際5位の高田千春(JR東日本)らが選考レースに絡んできそうだ。元世界記録保持者のパトリック・マカウ(ケニア)ら海外招待選手によるハイレベルな優勝争いにも注目したい。大会の模様はテレビ朝日系列で正午から生中継する。
福岡国際マラソン選手権大会
