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2022
07 / 15 (金)

2022
08 / 15 (月)

映画『炎のデス・ポリス』公開 【現在は終了しています】

202207/15(金)~ 202208/15(月)

映画『炎のデス・ポリス』公開 【現在は終了しています】

『スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい』の監督が送る、密室クライムアクション!地下の留置所から始まる、警察署陥落の一夜が幕を開ける…。

ジョー・カーナハン監督といえば、超ハイテンションなバトルロワイヤル映画『スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい』をはじめ、練られた脚本と緩急自在の構成に「ポスト・タランティーノ」の呼び声も高いが、今作もカーナハン節が大炸裂。メインキャスト4名のワンシチュエーション密室劇でありながら、最初の小粒感は何処へやら、ラストは大爆発のド派手っぷりと、名手っぷりを発揮している。警察内部の腐敗しデブりまくった体制と、悪党側の仕事キッチリ&スマートなイケおじたちの対比に始まり、フェミニズムの裏返しとも取れる皮肉な展開にニヤニヤが止まらなかった。砂漠の真ん中の小さな警察署が、マフィアの抗争の震源地となってゆく数奇な夜。ケレン味たっぷりの105分を存分に楽しんで。

マフィアに追われ、シェルター代わりに警察へ逃げ込んだ詐欺師テディ。彼を追う硬派で冷酷な殺し屋ボブ(正義のヒーローイメージが強いジェラルド・バトラーが意外な配役)。留置所で対立する2人の関係とことの顛末に斬り込む女性警官ヴァレリー(終盤に向けグイグイと凄みを増す姿がサイコー)。そして、静寂を切り裂いて乱入してくるサイコな殺人鬼アンソニー…と、「警察署」という正義を象った密室に、世にも危険な悪党たちが集い、禁じ手なしの泥試合を展開。紅一点のキャスティングで、ある程度オチを読ませておきながら、前半の謎解きから、裏切り、信頼、共闘、急展開のどんでん返しと先の読めないハラハラが楽しいクライムアクション。

ちなみに、タージンがナレーションを務める関西限定予告篇のワチャワチャ感が、なんともこの作品の雰囲気を捉えていて笑えるので是非チェックして。

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※公開期間は目安です。全劇場での上映期間を保証するものではありません。

映画『炎のデス・ポリス』公開

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