MIRAI一覧へ
2021
07 / 10 (土)

2021
09 / 12 (日)

町田市立国際版画美術館「浮世絵風景画―広重・清親・巴水 三世代の眼―」 【現在は終了しています】

202107/10(土)~ 202109/12(日)

町田市立国際版画美術館「浮世絵風景画―広重・清親・巴水 三世代の眼―」 【現在は終了しています】

  • 美術館・博物館・アート展
ありそうで無かった、風景版画の巨匠 3 人のコラボレーション!

江戸の歌川広重(うたがわひろしげ、1797-1858)、明治の小林清親(こばやしきよちか、1847-1915)、そして大正から昭和の川瀬巴水(かわせはすい、1883-1957)――各時代に優れた風景版画を制作した三人の絵師・画家の作品が一堂に介する待望の展覧会が開催。
江戸後期の浮世絵界では、旅や名所に対する関心の高まりを背景に「風景」が「美人」「役者」と並ぶ人気ジャンルとして大きく花開きました。その第一人者である広重は、四季豊かな日本の風土を数多くの「名所絵」に描き、後世の絵師たちに大きな影響を与えていきます。その後、明治初期には清親が「光線画」と呼ばれる風景版画を発表。文明開化後の東京を繊細な光と影で表し、名所絵に新たな表現をもたらしました。そして大正期、すでに浮世絵がその役目を終えたころ、伝統木版画の技術をよみがえらせた「新版画」の制作が開始されます。その代表的な画家である巴水は、関東大震災前後の東京や旅先の景色を抒情的にとらえ、風景版画の系譜を継いでゆきました。
本展では、変わりゆく日本の風景を「三世代の眼」がどのようにみつめ表現してきたのか、その違いを対比しながら、時代を超えて響きあう風景観や抒情性に着目します。出品点数は373点と大ボリューム。どこか懐かしい、100年にわたる日本の風景を、旅するようにご堪能ください。
            
【開催概要】
会期:2021年7月10日(土)~9月12日(日)
※前期・後期で完全入れ替え
 前期:7月10日(土)~8月9日(月・振休)
 後期:8月12日(木)~9月12日(日)
休館日:月曜日、8月10日(火)
【展示替えのため閉室】8月11日(水)
※ただし8月9日(月・振休)は開館し、8月11日(水)は企画展示室(本展)以外は通常どおり開館
開館時間:平日 10:00~17:00
土日祝 10:00~17:30
※入場は30分前まで
観覧料:一般900(700)円 大学・高校生450(350)円
※中学生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金
※身体障がい者手帳、愛の手帳(療育手帳)または精神障がい者保健福祉手帳をお持ちの方と付き添いの方1名は半額

町田市立国際版画美術館「浮世絵風景画―広重・清親・巴水 三世代の眼―」

公式サイト

 
カレンダー