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2022
05 / 20 (金)

2022
06 / 20 (月)

映画『大河への道』公開 【現在は終了しています】

202205/20(金)~ 202206/20(月)

映画『大河への道』公開 【現在は終了しています】

知られざる市井の偉人たちのとんでもない功績。世界を震撼させた「日本地図」誕生の一幕を、楽しく泣ける人情劇で。

『武士の家計簿』『武士の献立』『超高速!参勤交代』『殿、利息でござる!』『引っ越し大名!』などなど、お江戸の人情映画といえば「松竹」のお家芸と言ってもいいほど名作揃いだが、今作もまた、驚きと、楽しさと、泣かせるエピソードで、グイグイ心を持って行かれる素晴らしさ!江戸と、令和の2時代で、錚々たる俳優陣が一人二役を演じ分け、そのハマりっぷりにもニンマリ。企画は主演も務める中井貴一。胡散臭かったり、情けなかったり、でも時々カッコよかったりと、さまざまな作品で自在にキャラクターを操るカメレオンぶりにはいつも唸らされるが、その集大成とも言うべき逸品に仕上がっている。歴史の裏に創造力をほとばしらせた、笑えて泣ける脚本。何と言っても、ラストに俯瞰で披露される初の日本地図「伊能図」には鳥肌が立った。広がる海岸線、山々…。これを、コンピューターのない時代に、自分の歩数と手製の測量機だけで描き上げたのかと、その美しさと精細さに、息を呑むばかりだった。笑い転げつつも、涙なしには見られないクライマックス。ラジオで始まりラジオで終わる粋な演出に、その余韻を楽しんだ。

地球の子午線1度の距離を知りたくて実測の旅に出て、果てには17年かけて全国を歩き4万キロを踏破して、史上初の日本地図を精細に作り上げたチューケイさん(伊能忠敬)。そんな地元の偉人を「大河ドラマ」に押し上げて、地域活性を図ろうと立ち上がった市役所職員。その期待を一心に浴びて20年ぶりに筆を執った脚本家…。過去と現在の一人二役で、名優たちが入り乱れる「地図づくり」の真実とは?2011年の初演以来、“落語を超えた究極の話芸”と絶賛され再演を繰り返す、立川志の輔の超人気演目「大河への道―伊能忠敬物語―」を映画化。

©2022「大河への道」フィルムパートナーズ
※公開期間は目安です。全劇場での上映期間を保証するものではありません。

映画『大河への道』公開

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