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2022
06 / 10 (金)

2022
07 / 10 (日)

映画『はい、泳げません』公開 【現在は終了しています】

202206/10(金)~ 202207/10(日)

映画『はい、泳げません』公開 【現在は終了しています】

ノンフィクションエッセイを劇映画に大改変!トラウマとの格闘を軸に、「使える」水泳テクニックも満載の、笑えて沁みるハウツー・ヒューマンドラマ!

水恐怖症の主人公を演じる長谷川博己、一方、道を歩くのが怖い水泳コーチを綾瀬はるか。2人の大げさとも言える「恐怖」への反応にクスリとしつつも、それぞれのトラウマと、人生のある地点への後悔は、きっと誰もが知っているものだ。心の奥底に押し込めた、忘れられないけど忘れたい過去。過去は変えられないのに、いつまでも心に渦巻き続ける。忘れる努力をして、なかったことにするのか?挑戦して立ち向かって、次の危機に備えるのか?どちらが「絶対に正解」というものはないけれど、この主人公は後者を選ぶ。そして、フラッシュバックに苦しみながらも、少しづつ消化してゆく。生命の根源である水の揺らぎの中で、恐怖と、不安と、安心と、過去と、現在と、未来と…。さまざまなものが生み出される神秘に、キュウっとなる、不思議な作品だった。

ちなみに、ここで主人公が習うのは「クロール」。泳ぎの基本ながらも、バタ足、手かきのフォーム、息継ぎと、工程は結構複雑で、体がその一連の動きを自然に連動させられるようになるまでにはちょっとコツがいる。それを、綾瀬はるか演じるコーチが、手取り足取り、セクションごとのポイントに絞ってわかりやすく解説する今作の水泳レクチャーシーン。映画を観終わってすぐ、プールへ行って実践してみたい!と思ったほど具体的かつ的確な指導は、今まさにクロールに苦戦している…なんて人の打開策にもなるはずだ。夏のプールシーズンを前に猛烈プッシュしたい一作!

大学で哲学を教える小鳥遊雄司は、一見何でもこなしそうに見えるが、実は水恐怖症で泳げない。これまで、あれこれ理屈をこねて避け続けてきた水だが、人生の大きな転機を迎えた離婚から5年、偶然見かけた水泳教室のポスターで一念発起し入会することに。「もし溺れたら?」「私が助けます!」頼もしい女性コーチの言葉を信じ、かしましい主婦のクラスメイトたちに混ざって、大騒ぎしながらも水を受け入れ始める雄司だったが、水中に響く「ある声」に耐え難い辛い記憶が呼び覚まされ、次第に心が掻き乱されるように…。トラウマと向き合い、新たな挑戦を重ねながら過去を消化してゆく再生物語。原作は、ノンフィクション作家の高橋秀実が、水泳教室に通って泳げるようになっていく自分をレポートした異色エッセイ。映画では、キャラクターに大胆なアレンジを加え、トラウマと向き合う人々の話となった。

©︎2022「はい、泳げません」製作委員会
※公開期間は目安です。全劇場での上映期間を保証するものではありません。
また、新型コロナウイルス感染症 (COVID-19)の影響で、上映予定の変更が行われている場合もあります。

映画『はい、泳げません』公開

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