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2021
04 / 23 (金)

2021
07 / 18 (日)

銀座メゾンエルメス フォーラム : 「エキシビジョン・カッティングス」 マチュウ・コプランによる展覧会

202104/23(金)~ 202107/18(日)

銀座メゾンエルメス フォーラム : 「エキシビジョン・カッティングス」 マチュウ・コプランによる展覧会

  • 美術館・博物館・アート展
キュレーター、マチュウ・コプランによる日本で初の展覧会開催

ロンドンを拠点にするフランス/イギリス人キュレーター、マチュウ・コプランによる日本で初の展覧会「エキシビジョン・カッティングス」を開催。マチュウ・コプラン(1977-)は、2003年から展覧会というプラットフォームを用いながら、どのようにその伝統的な役割や枠組みを揺るがすことができるかに挑み、新たな展覧会の体験や知覚を提案するような実践を続けてきました。
本展「エキシビジョン・カッティングス」は、「カッティング(Cutting)」という言葉の持つ、二つの意味から構想されています。一つは、植物の「挿し木・接ぎ木」を示すもので、有機体が人工的に生命を育むことをメタファーとしています。これは、ある作品が一時的に切り取られて、展覧会の場所に移植され、その期間を通じて、鑑賞者とともに育まれるつかの間の生態系を暗喩するものとして理解することができるでしょう。また、もう一つは、新聞などの切り抜きや映画などの編集作業の意味で、過去に行われた展示のアーカイブから文字通り「カッティング」して制作を続けるコプランの身振りを示すものになります。
「挿し木・接ぎ木」を参照する一つの空間では、音に満たされた環境が立ち上がります。これらの音楽は、西原 尚らと展示を作り上げるギャラリー内に満ち溢れる自然光とともに、中心に設置された植物を育成します。楽曲は、急進的なミニマル・ミュージックの巨匠の1人であり、持続音を多用する音楽(ドローン・ミュージック)で知られるフィル・ニブロックが本展のために書き下ろしたものです。
また、フィリップ・デクローザの絵画で始まるもう一つの空間では、ドキュメンタリー映像作品《The Anti-Museum: An Anti- Documentary》を通じて、コプランが単独でキュレーションした「閉鎖された展覧会の回顧展」(Fri Art クンストハレ・フリブール、2016年)を再訪します。昨年から続く新型コロナの影響で、多くの文化施設で閉鎖が余儀なくされました。ここでは、アーティストが芸術行為、あるいは自らの決断において展示を閉鎖した歴史とその意味を問い、アートや展示空間における制度の限界や議論を再構築しようと試みます。
コプランは、挿し木や切断、編集といったキーワードを用い、ミニマルな美学で展覧会という場のもつ可能性を問いかけます。異種混合の新しい生命体が、豊かな生態系を育んでゆく環境はここでどのように体験されるのでしょうか。

【開催概要】
会期:2021年4月23日(金)~7月18日(日)
開館時間:11:00~19:00(最終入場19:30)
休館日: 不定休(エルメス銀座店の営業に準ずる)
入場料: 無料
※開館日と開館時間についての最新の情報は公式サイトをご確認ください。

銀座メゾンエルメス フォーラム : 「エキシビジョン・カッティングス」 マチュウ・コプランによる展覧会

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