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2022
07 / 01 (金)

2022
08 / 01 (月)

映画『バズ・ライトイヤー』公開 【現在は終了しています】

202207/1(金)~ 202208/1(月)

映画『バズ・ライトイヤー』公開 【現在は終了しています】

責任感ある熱血漢!アンディ少年が夢中になった、オモチャじゃないバズの「本当の物語」。無限の彼方で起きた人類の危機とは…?

ピクサー・アニメーション・スタジオの代表作「トイ・ストーリー」シリーズに登場した、電池式おもちゃのバズ。「無限の彼方へさあ行くぞ!」の決め台詞と共に、思い込みの激しい真っ直ぐすぎる性格、ほとばしる責任感とリーダーシップ、杓子定規で融通の効かなさも垣間見える「彼」は、アンディ少年が大好きなテレビ番組のタイアップオモチャという設定だった。少年たちを虜にしたスペースレンジャーの活躍。それは一体どんなストーリーだったのだろう?そんな想像を膨らませて具現化した本作は、地球人移住計画を推進する近未来を舞台にしたSFだ。

自分を過信したために一瞬の判断ミスで人類を危機に晒してしまったスペースレンジャーのバズは、人類救出の責務を果たすため、4分で4年を消費してしまう極限のテスト飛行を繰り返し、地球への帰還を模索する。ほんの数日のうちに膨大な時間を失ったバズは、もはや人類にとって「過去」となり、気づけば周りに知る人はいない。新しい星に根を下ろし「新しい生活様式」を受け入れた人類は、既に世代交代も進み、望郷を夢見る人もない…。まるで浦島太郎のように時代に取り残されたバズに、さらに立ちはだかる新たな敵。しかもその正体には驚愕の秘密が隠されていて…?!と、矢継ぎ早やに過ぎ去る時代の待ったなしなアップダウンの中で、決して諦めないバズと、それぞれの時代の仲間たちの活躍にワクワクしっぱなし。そして、時代を超えてずっと寄り添ってくれる絶妙にトンチンカンな先進ロボットたちがまた可愛くて、サイコーだった。

スター・ウォーズのR2-D2をはじめ、SF世界の相棒ロボットたちは、ともすれば主役を食うほどに存在感を発揮する。今作も例に漏れず、変わりゆく時代の中で、決して変わらず寄り添ってくれる猫型癒しロボット「ソックス」の立ち位置は格別。加えて言えば、極めて前時代的な(というか、ちょうど今の技術のSiriやAlexa程度の)融通の効かないAIアシスタント「IVAN(アイヴァン)」もこれまたポンコツで可愛いくて、「あーー、ツボを心得てるよなぁ、ピクサー!!」と、思わず叫びたくなるほどの会心の出来。少年時代のアンディは言わずもがな、大人も大満足の一作は必見!近未来の生活を覗いてみて。

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※公開期間は目安です。全劇場での上映期間を保証するものではありません。

映画『バズ・ライトイヤー』公開

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