MIRAI一覧へ
2020
11 / 21 (土)

2021
02 / 14 (日)

入江泰吉記念奈良市写真美術館 マーク・ピアソン フォト・コレクション展「忘却の彼方へ」 【現在は終了しています】

202011/21(土)~ 202102/14(日)

入江泰吉記念奈良市写真美術館 マーク・ピアソン フォト・コレクション展「忘却の彼方へ」 【現在は終了しています】

  • 美術館・博物館・アート展
マーク・ピアソンの膨大な写真コレクションからテーマを設けて3回にわたり紹介。 1回目のテーマは「日常生活」。

マーク・ピアソンは、来日して30年余り、日本をはじめアジアの写真文化の発展に貢献してきました。
アジアの写真表現にフォーカスをあてた禅フォトギャラリーを立ち上げ、東アジア写真史の重要な作品、
貴重な作品の展示や写真集などをプロデュースするとともに、若手写真家の実験的でコンテンポラリーな
作品紹介にも積極的に取り組んでいます。その一方で、2万点におよぶ写真作品の収集にも力を入れて
活動してきました。そして、今まで約130冊の写真集を出版し、国内外にアジアの写真文化を発信して
います。その功績が認められ、2020年の日本写真協会賞国際賞を受賞しました。
 同館では、マーク・ピアソンの膨大な写真コレクションの中からテーマを設け3回にわたり紹介。第1回
目は「日常生活」をテーマに、日本に写真が伝来し、幕末から明治期に撮られた古写真をはじめ、農村や
漁村の暮らし、人が行きかう街のスナップなど、日本を代表する写真家がとらえた写真群と同館所蔵の
入江泰吉作品を加えて約430点で展示構成します。
また写真コレクションの多くは、ヴィンテージプリントと呼ばれるもので、作家が撮影し、展示用や写真
集制作のための印刷原稿、または自身の保管用のためと作家の撮影意図が最も反映されているものです。
そうした貴重な写真プリントから作家の被写体に対する真摯な眼差しと日本の戦中、戦後の時代をどのように
生き、表現しようとしてきたのか、ぜひご覧ください。

[マーク・ピアソン フォト・コレクション展 出品作家一覧]
古写真(幕末~明治期)<フェリーチェ・ベアト、ライムント・フォン・スティルフリード、アドルフォ・
ファルサーリ、日下部金兵衛 他>、福原信三、吉野銈一郎、木村伊兵衛、ハナヤ勘兵衛、小石清、
フランシス・ハール、名取洋之助、植田正治、桑原甲子雄、小島一郎、丹野章、井上青龍、
浜口タカシ、南良和、桑原史成、森山大道、渡辺眸、橋本照嵩、須田一政、荒木経惟、北井一夫、百々俊二、
入江泰吉記念奈良市写真美術館蔵品・入江泰吉

【開催概要】
会期: 2020年11月21日(土)~2021年2月14(日)(日)
開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日: 月曜日、11月24日(火)
    年末年始 12月25日~2021年1月4日
    2021年1月12日(火)、2月12日(金)
    ※但し11月23日(月)、1月11日(月)は開館
 

入江泰吉記念奈良市写真美術館 マーク・ピアソン フォト・コレクション展「忘却の彼方へ」

公式サイト

 
カレンダー