今日から9月25日までが、秋の「お彼岸」です。
彼岸とは、あの世の意味。あの世(極楽浄土)は西にあると考えられていて、秋分の日はちょうど真西に太陽が沈む日。(春分の日も同じく彼岸の中日です。)
この世(こちら側の岸)とあの世(彼岸つまり、むこう側の岸)が一番近づくという意味からご先祖様に一番近づく日ということでお墓参りをするようになったのですね。
ちなみにこの秋の彼岸にお供えするのは秋の風物詩、萩にちなんで”おはぎ”といいます。春は牡丹にちなんで”ぼたもち”でした。
どちらも同じものですが、季節によって呼び方が違います。
また、9月19日は子規の命日、糸瓜忌です。
子規の地元、松山の松山市立子規記念博物館では「糸瓜忌(へちまき)~子規追悼の集い~」が開かれ、
10時からの追悼式では献茶、献花、一人芝居のほか館長講演「子規とベース・ボール」も行われ、子規の遺徳やそのおもかげを偲びます。
彼岸入り 糸瓜忌(へちまき)