08 / 04 (金)
09 / 04 (月)
映画『マイ・エレメント』公開 【現在は終了しています】
映画『マイ・エレメント』公開 【現在は終了しています】
- エンタメ
私は何者で、何を目指すのか？家族と恋人の期待に板挟みになりながら、悩み怒るヒロイン。ファンタジーでありながら現実世界にも斬り込む、気鋭のディズニー×ピクサー作品！
炎や水塊、常にフォルムが揺らぎ続ける「元素」というキャラクターたちの躍動感にまず目を奪われた。ほんの些細な変化で、心の浮き沈み、湧き上がるような感情表現が視覚化された新しい映像体験。10年前、ジブリ映画『かぐや姫の物語』の動き続ける輪郭線にも同じように生命の息吹を感じたが、景色も体も、全てが溶け合うような、境界の曖昧な世界は、更にポップで、鮮やかで、ドキドキに満ちていた。でもその世界の中でクッキリと浮き彫りになるのは「差別」「格差」という心の中の境界線。人種差別や移民問題、貧困、ジェンダー格差などの世相をなぞらえながらも、ファンタジックに、底知れぬ愛のパワーが発動する名シーンの数々は、子どもよりもむしろ大人の心を鷲掴みにするはず！ネガティヴで怒りっぽいエンバー、ポジティブで泣き上戸のウェイド。決して結ばれるはずのない、ロミオとジュリエットのような彼らの「真実の愛」がどんな奇跡を起こすのか…？ディズニー×ピクサーの真骨頂を堪能し尽くす、心が潤う満足の一作は、劇場の大画面でその渦に巻き込まれて！
火・水・土・風。特性の違う四元素は交わらずにそれぞれのコミューンで暮らすのが暗黙のルールだが、共存エリアの大都市「エレメントシティ」だけは全てが混じり合う夢の地。「火」のエリアから裸一貫で上京したバーニーは、荒屋を自己修復して雑貨屋を興し、零細ながらも家族を養ってきた。次なる夢は娘のエンバーに店を継がせること。しかし、血の気の多い彼女はすぐに発火して周囲を燃やしてしまうため、感情のコントロールが課題…。そんな彼女が店番をしていたある日、予想外のトラブルで「火」とは対極の元素「水」の青年ウェイドと出会ったエンバーは、次第に彼に心惹かれてゆくが…？火を消してしまう水と、水を蒸発させてしまう火。2人はいつか触れ合うことができるのか!?
同時上映『カールじいさんのデート』。
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※公開期間は目安です。全劇場での上映期間を保証するものではありません。
