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2022
07 / 01 (金)

2022
08 / 01 (月)

映画『ブラック・フォン』公開 【現在は終了しています】

202207/1(金)~ 202208/1(月)

映画『ブラック・フォン』公開 【現在は終了しています】

中だるみナシの緊張感!サイコスリラーとダークファンタジーが入り混じる新感覚なラストに、思わずジーン。

原作は、ジョー・ヒルの短編「ブラック・フォン」。父スティーブン・キングのモダンホラー的要素を受け継ぎながら、更に超常的でミスティックな現象を織り込んだ世界観は、不思議な感覚ながらもリアルでひとときも目が離せない。予知夢を通して事件の真相に迫ってゆく妹との絆、そして霊魂たちによる逆襲…。恐ろしくも優しい協力者たちの、無念と怒りがないまぜになった電話の声や姿にゾッとしながら、恐怖の中で成長してゆく主人公を見守る物語。最後の最後に残されたトリックにも騙され、えも言われぬ達成感に包まれるラストにとにかく大満足!こんなに温かい気持ちになれるホラーはなかなかないので、いわゆる「ホラー」が苦手でも是非おすすめしたい。そして、舞台となるデンバーは、歴史的にも日系人が多く住む町だけに、冒頭から「ヤマダ」姓の男子が登場して、ホームランを打って活躍したり、主人公を陰で支えたりと、メインキャストではないもののラストまで強い印象を残していて注目。

1970年代後半。男子中学生の失踪が相次ぐある町では、いたる所に捜索チラシが貼られ、報道も加熱。唯一の親友を失ったフィニーは、失意の中、酒浸りの父やクラスのいじめっ子たちに怯えながら何とか日々をやり過ごしていたが、下校途中、見知らぬ男の車に押し込まれ誘拐されてしまう。優しい笑顔のこの男こそ「ゲーム」と称して少年たちを嬲ることに快感を覚える連続猟奇殺人犯だったのだ。監禁された地下室の壁には断線した黒電話が一台。鳴らないはずの電話が突然ジリジリと鳴り出し、恐る恐る手を伸ばすと、電話の相手は、まさかの「過去に誘拐された少年たち」で…?無念の魂の叫びと共鳴するフィニーが、自分の殻を破って進む成長も描く珠玉のホラー!

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※公開期間は目安です。全劇場での上映期間を保証するものではありません。

映画『ブラック・フォン』公開

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