深大寺ＨＰより
「来る3月3日、4日の深大寺元三大師大祭だるま市（日本三大だるま市）は、新型肺炎に関する情勢から、寺としての主要行事である大規模なお練り行列のみ中止致します。しかしながら、古来の伝統行事でもあり、だるま等の出店自体は各店の判断となるため、寺では、だるまの目入れについて極力対応致します。おでかけの際には各自で感染防止に十分ご配慮ください。」

正式名称は天台宗別格本山浮岳山昌楽院深大寺。仏法を求めインドへ旅した水神の深沙大王が由来とされ、東京にある天台宗のお寺としては浅草の浅草寺に次ぐ歴史があります。
現在でも境内には湧水源があり、その水の美しさは東京の名湧水57選に選ばれるほどである。

その深大寺で、毎年3月3日と4日に行われている「だるま市」が今年も開催されます。

このお祭りは正式名称を「厄除元三大師大祭」といいますが、一般的には深大寺だるま市と呼ばれることが多くなっています。

深大寺だるま市は長い歴史を誇るお祭りで、日本三大だるま市の一つとも言われています。祭りの当日には、お寺の境内に300ものだるまを売るお店が立ち並んでいます。そして、ここで購入しただるまは境内の「だるま開眼所」で深大寺の僧侶の方が筆で目を入れてくれます。

この目の入れ方が深大寺独特のもので、だるまの左目に「阿吽の呼吸」という言葉からとられた阿の字を入れてもらえます。