- 伝統行事・お祭り
江戸時代からの歴史を誇るお祭りです
東京都北区の王子稲荷神社で例年、開催されている凧市が今年2019年は2月2日と14日に開催されることになりました。
この凧市はいつも、2月の午の日に開催されていますが、この行事は江戸時代から続く伝統のあるお祭りです。
そもそも、凧市がはじまった由来は、火事の多かった江戸で、凧を火事除けのお守りにするために、王子稲荷神社の奴凧を「火防の凧(ひぶせのたこ)」として買いはじめた、ということから起こっています。
凧が風を切って高く上がるため、火除けになる、と考えられていたようです。
以来、王子稲荷神社の凧市は江戸時代から続く伝統行事として、例年、大勢の人々が訪れる行事となっています。
その人数は初午・二の午の2日間で、例年、約5万人にも。
沿道には露店が立ち並ぶ光景も、凧市の人気を物語っています。
王子稲荷神社は古来よりさまざまな絵画や物語に登場してきた由緒のある神社です。
そんな王子稲荷神社を代表するお祭りの一つ、凧市に、機会があれば、一度訪れてみましょう!
【王子稲荷神社「凧市」】
【日時】2019年は2月2日・14日
【場所】王子稲荷神社 東京都北区岸町1-12-26
【交通】JR王子駅北口
東京メトロ南北線王子駅徒歩7分
【料金】無料