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2023
02 / 07 (火)

2023
03 / 18 (土)

リクルート「ガーディアン・ガーデン」  光岡 幸一展 「ぶっちぎりのゼッテー120%」 【現在は終了しています】

202302/7(火)~ 202303/18(土)

リクルート「ガーディアン・ガーデン」  光岡 幸一展 「ぶっちぎりのゼッテー120%」 【現在は終了しています】

  • 美術館・博物館・アート展
新作インスタレーションを発表

ガーディアン・ガーデンでは「The Second Stage at GG」 シリーズの53回目として、光岡 幸一展 「ぶっちぎりのゼッテー120%」を開催します。本シリーズは、若手アーティストを応援するガーディアン・ ガーデンの公募展入選者の中から、各界で活躍する作家の、その後の活動を伝えるための展覧会です。
光岡はリサーチに基づいたプロジェクトベースの作品を、インスタレーションやパフォーマンス、写真、ドローイングといった手法を使って制作してきました。その中で、身近な友人たちのポートレート作品で第13、14回写真「1_WALL」ファイナリストに選出されました。その後も、プロジェクトに巻き込む人々や物事のスケールを増しながら、個展の開催、グループ展、芸術祭への参加など、精力的に活動を続けています。
撤去されようとしていたホームレスの台車を引き取り、補修し、持ち主へ返す様子をドキュメンテーションした「夢をみない夜」では、社会の中でかき消されそうな事象をすくい上げ、作品としました。また、渋谷にある展覧会会場の下に湧く地下水を会場内に引き込み、写真の上に泥でドローイングをした「もしもといつも」では、展示空間の特性を引き出しながら、同時に渋谷という街の構造をあらわにしました。本作品は2021年写真新世紀優秀賞を受賞しています。いずれの作品にも独自のユーモアが盛り込まれており、そこからは偶然の出会いと物や場所の特性を面白がり、想像力を働かせることを楽しむ様子がうかがえます。

今回のタイトル「ぶっちぎりのゼッテー120%」は、光岡がアルバイト先で倉庫整理中に見つけたメモ帳に書かれていた一節を引用しました。他者の言葉をタイトルにすることからも、偶然出会う物事や人々との関わりを積極的に作品の中に取り込んできた光岡の制作姿勢が見受けられます。本展覧会ではガーディアン・ガーデンの場所をキーワードに新作インスタレーションを展示します。開館から22年の時間、銀座の地下にあるということを踏まえ、光岡が2023年8月に閉館するガーディアン・ガーデンの空間に生み出すものは何か。ぜひ、会場でご覧ください。

【開催概要】
会期:2023年2月7日(火)~3月18日(土)
開館時間:11:00~19:00 
休館日:日曜・祝日 
観覧料:無料

リクルート「ガーディアン・ガーデン」  光岡 幸一展 「ぶっちぎりのゼッテー120%」

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