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2021
01 / 15 (金)

2021
02 / 15 (月)

映画『聖なる犯罪者』公開 【現在は終了しています】

202101/15(金)~ 202102/15(月)

映画『聖なる犯罪者』公開 【現在は終了しています】

実話ベースなのがまたスゴい!仮釈放の身で、コスプレ衣装で神父になりきった天賦の才の聖職者。偽りの人生の終着点に幸せは見えるのか?

代理司祭として突然迎える晴れ舞台。どこでバレるのか、いやバレないのか?と、見る側にも終始不安がつきまとう。まるで自分自身の罪を暴かれているような、妙なドキドキ感。画も音楽も、すべてが絶妙な「揺れ」を醸していて、胸がザワザワする。そして、何といっても凄いのは、主演のバルトシュ・ビィエレニアの演技だ。吸い込まれそうな魅惑の青い目、その目線、眉の動かし方ひとつ取ってもとにかく上手い!「カリスマ」が何なのか、言葉で説明するのは難しいが、「ああ、これだな」と思う。小さな町で遺恨を残す、6人の若者と、1人の男の交通死亡事故。その真実の顛末は、遺族にとって到底受け入れられるものではないが、彼の言葉が、人々を動かし、心を溶かす。本物以上の資質を備えた偽司祭。スリリングで、ハートフルで、奇跡に満ちたこの物語が、実際のなりすまし事件に基づいているというところも含め、誰もに見て欲しい傑作!

少年院の中でキリストの教えに出会い、敬虔なカトリックとなったダニエルは、聖職に就きたいと願うが、犯罪歴のある者は神学校に入れないと知り落胆する。仮釈放の日、地元の仲間とコスプレカラオケで泥酔して盛り上がった末、憧れの神父の衣装を持ち帰ってしまう。次の日、労働奉仕の製材所へ初出勤の道すがら、ふと見知らぬ教会へと立ち寄ると「代理司祭」と勘違いされ、急きょ礼拝や懺悔を取り仕切ることに!これは神の意志なのか?重なる偶然が彼を名司祭に仕立ててゆく。スリリングで、問いかけに満ちたポーランド映画。

© 2019 Aurum Film Bodzak Hickinbotham SPJ. - WFSWalter Film Studio Sp. z o.o. - Wojewódzki Dom Kultury W Rzeszowie - ITI Neovision S.A. - Les Contes Modernes
※公開期間は目安です。全劇場での上映期間を保証するものではありません。

映画『聖なる犯罪者』公開

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