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映画『フラッグ・デイ 父を想う日』公開 【現在は終了しています】
映画『フラッグ・デイ 父を想う日』公開 【現在は終了しています】
- エンタメ
憧れの父は重大犯罪の首謀者だった!名優ショーン・ペンが、実話を元にメガホンをとり、実娘との共演を果たした傑作。
俳優としてのみならず、監督としても天才的な才能を発揮し続けているショーン・ペン。これまで、監督作に自身が出演することはなかったが、初めて主演も兼ね、構想15年という本作を完成させた。彼の主演作『アイ・アム・サム』をほんのりと彷彿するような、父と娘の物語。知的障害ではないものの、妄言・虚言の癖がある夢想家のダメ父と、その娘の物語だ。娘役はショーンの愛娘であるディラン・ライト。大好きな父親の真の姿を知り、それでも心から否定はできない娘の、愛憎入り混じる苦悩が実にリアルだった。私生活では、DVや度重なる浮気で3度の離婚を経験し、既にディランの母親(ロビン・ライト)とも別れているショーン・ペン。今作での父娘共演は、娘に何度も断られながらも、10年以上ラブコールし続けての実現だったとか。実際に複雑な関係である主演2人の生の感情も見え隠れするようで、何とも見応えのある一作だった。
独立記念日に生まれたことが自慢のジョンは、妻と幼い子供たちを抱えながらも夢見がちなままで生活能力ゼロ。借金を重ねては夜逃げをし、ついには家族さえ捨てるが、当時幼なかった娘のジェニファーには、陽気でアーティスティックな優しい父との記憶だけが刻まれていた。母との喧嘩の末、父を頼って家出したジェニファーは、一緒に暮らすうちに父の本性に触れるが、それでもなお信じる気持ちは捨てられず…?最愛の父が犯罪者だったと知らされたジャーナリストのジェニファー・ボーゲルが実体験を綴った回顧録を映画化。
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※公開期間は目安です。全劇場での上映期間を保証するものではありません。