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映画『マリグナント 凶暴な悪夢』公開 【現在は終了しています】
映画『マリグナント 凶暴な悪夢』公開 【現在は終了しています】
- エンタメ
傑作？珍作？夢と現実が交錯する、鬼才ジェームズ・ワン監督の異色ホラー。衝撃のラストに笑え！
冒頭から最後まで、カオスに走り抜ける怪作。オープニングの5分だけでも計り知れないパワーが渦巻いていて、血湧き肉躍り、脳内のハードディスクがビュンビュン回った。病院か、何かの実験場、はたまた宇宙船内…？人外な力で投げ飛ばされ次々に絶命する白衣の職員たち。あたりは血の海。エクソシスト系かな、地球外生命体の侵略かなとワクワクしていると、ステレオから発される邪悪なメッセージ。「お前たちを一人残らず殺してやる」。ハハーン、これは閉鎖された病院の過去がカギを握る悪魔系ホラーだな。ジャンルを把握した気になっていると、女性博士の意味深な台詞を最後に舞台は現代へ。伏線全部詰め込んだオープニングは、見終わった後に思い返しても思わずニヤニヤしてしまう絶品ミスリード。これによって観客は「こうなりそう」という予測をことごとく裏切られ、混乱を余儀なくされ、セオリーを外しまくった衝撃のラストまで、目を白黒させながら追いかけることになる。没入の映像体験と、してやられた感が楽しいＢ級風味ホラー！ホラーが苦手でも、思わず笑えるオチに力が抜けちゃうはず。
夫からの暴力に苦しむマディは、妊婦にもかかわらず、頭を壁に打ち付けられ、流血したままベッドに倒れ込む。そのまま眠りについたマディは、夫が自宅リビングで何者かに殺害される悪夢を見るが、夢の内容は、すべて現実となっていた。その後も、様々な殺害現場の光景を夢で目撃し続けたマディは、警察に助けを求めるが、にわかには信じられない話に、誰もが懐疑的。疎遠だった妹の力も借り真相究明へと乗り出すのだが…？
いやー、面白いよ。面白いけどそのオチはアリなのかっ？と、若干複雑な気持ちになりながらも、ツッコミどころ含めて楽しめる変化球ホラー。是非一緒にこのモヤモヤを味わって（笑）
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※公開期間は目安です。全劇場での上映期間を保証するものではありません。
