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03 / 19 (金)

映画『ある人質 生還までの398日』公開

202102/19(金)~ 202103/19(金)

映画『ある人質 生還までの398日』公開

ISISによる誘拐ビジネスの犠牲者たち。命の値段が、人殺しの資金となる悲しいスパイラルに打ちのめされる、あまりに重い記録!

2013年。24人の外国人ジャーナリストが一斉に拘束。その表向きの容疑は「スパイ」だが、実際には、イスラムの現状を伝え、力になりたいと願う平和主義者たち。拘束され、暴力に曝される極限にあっても、恨みや憎しみではなく、善良さを保ってお互いを支え、LOVE&PEACEを体現する人質たちの姿に神々しささえ感じた。頭の中ではずっと、2015年に殺害された日本人ジャーナリスト後藤健二さんが重なった。映画の中の処刑人〈ジョン〉とは、まさに後藤さんに手を下した〈ジハーディ・ジョン〉と同一人物だという。「目を閉じて、じっと我慢。怒ったら、怒鳴ったら、終わり。それは祈りに近い。憎むは人の業にあらず、裁きは神の領域。」後藤さんの残した有名なツイートを改めて考えた。この不幸の連鎖はなぜ止められないのか?鑑賞後、重い心を引きずりながら、たくさんのことを調べたり、考えた。「戦地入りは自己責任」そんな言葉では片付けられない、誘拐ビジネスの実態。震える手で銃を握り「処刑」を実行する末端テロリストもまた「聖戦」の被害者だ。この現実が「過去」ではなく今も続いていることが心底怖い。

体操選手ダニエル・リューは、怪我で未来を絶たれ、もうひとつの夢だったカメラマンの道を模索。助手として赴いたソマリアの紛争地で「戦地の日常を伝える」という新たな生きがいを見つけ、単身シリア入りするが、武装勢力に拘束。拷問や屈辱に晒されながら過ごした1年余りを追う。「テロに屈しない」を掲げるデンマークで、1500万クローネ(約2億8500万円)という莫大な身代金を、法を冒す覚悟で集めようとする家族の奮闘も描く、衝撃的な実話。

© TOOLBOX FILM / FILM I VÄST / CINENIC FILM / HUMMELFILM 2019
※公開期間は目安です。全劇場での上映期間を保証するものではありません。

映画『ある人質 生還までの398日』公開

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