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2020
06 / 19 (金)

2020
07 / 19 (日)

映画『エジソンズ・ゲーム』公開 【現在は終了しています】

202006/19(金)~ 202007/19(日)

映画『エジソンズ・ゲーム』公開 【現在は終了しています】

エジソンてこんな人だったの?電力事業黎明期の「電流戦争」を巡る天才たちの泥くさい人間ドラマ!

「天才とは1%のひらめきと99%の努力である」。かの名言を残した「発明王」エジソンは、2186件もの特許を所有する一方で、権利保護のためには手段を選ばない「訴訟王」で、かなり厄介な人だったという逸話も多い。そんな「エジソンを描いた映画」って意外にもこれまでなかったようで…孤高の天才役がやたらにハマるベネディクト・カンバーバッチの熱演も相まって、その粘着質で姑息な人間像にビックリ!タイトル的にはメインなのに、見れば見るほどライバルに肩入れしたくなるほどの「ダメ人間」ぶりがなんとも苦々しかったが(笑)、彼なりの正義と信念に向かって突き進むパワーに生き方のヒントも見た。ライバル陣営は、人格者で商売の才にも長けていたウェスティングハウスと、これぞ「真の天才」と言うべき頭脳を備えた元助手のテスラ。蹴落とし合いながらも新産業を牽引した3人の英雄の明暗が「万国博覧会の開催」と「電気椅子の死刑執行」という2極で表現されるクライマックスの演出に唸った!

世紀の発明王トーマス・エジソンと、カリスマ実業家ジョージ・ウェスティングハウス、そして新進気鋭の科学者二コラ・テスラが壮絶なビジネスシェア争いを繰り広げた、通称〈電流戦争〉。直流か?交流か?彼らの意地とプライドと、権益を賭けた壮大なバトルを描く。

エジソンの数々の発明品と、その並々ならぬ努力、偉人としての破綻した一面も垣間見られる一方で、晩年まで心血を注いだ研究が妻への愛ゆえだった…というエジソンの知られざる新解釈(?)が情緒的でイイ。ライバルのウェスティングハウスの妻を含め、多くは登場しない女性陣のスパイスが効いた、人間味あふれるちょっといびつな偉人伝!
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※公開期間は目安です。全劇場での上映期間を保証するものではありません。

映画『エジソンズ・ゲーム』公開

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