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2022
01 / 05 (水)

2022
03 / 22 (火)

福岡市美術館 企画展「田部光子展『希望を捨てるわけにはいかない』」 【現在は終了しています】

202201/5(水)~ 202203/22(火)

福岡市美術館 企画展「田部光子展『希望を捨てるわけにはいかない』」 【現在は終了しています】

  • 美術館・博物館・アート展
社会のさまざまな障壁に立ち向かったひとりの表現者、田部光子展

田部光子(1933年生まれ)は日本統治下の台湾に生まれ、1946年福岡に引き揚げ、絵画を独学し、「九州派」の主要メンバーとして活動、その後も福岡の美術界だけでなく、女性たちをも牽引してきた美術家です。同時代の社会の動きに敏感に反応し制作した《プラカード》や非常に早い時期に発表されたフェミニズム・アートとして近年注目を集める《人工胎盤》をはじめ、実体験と日々の思考から生まれた作品は、今も観る者に強く訴えかけます。

本展覧会では、1974年に主宰した「九州女流画家展」などこれまでほとんど紹介されることのなかった1970-80年代を含む、「九州派」時代から現在までの田部光子の活動を、作品と資料によって明らかにしていきます。それは、ひとりの表現者が社会のさまざまな障壁に立ち向かい、不平等に抗い、人々の背中を押し、なにより楽しみながら美術によって世の中を変革しようと走りつづける軌跡でもあります。

「希望を捨てるわけにはいかない」――座右の銘だというこの言葉は、田部の美術家としての姿勢を表しています。

【開催概要】
会期:2022年1月5日(水)~3月21日(月・祝)
開館時間:9:30~17:30(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日 ※ただし1月10日(月・祝)は開館し、1月11日(火)は休館
観覧料:一般200円(150円)、高大生150円(100円)、中学生以下無料
※( )内は20 名以上の団体料金。
※観覧券購入の際、クレジットカード、電子マネー、QRコード決済がご利用いただけます。
※観覧料の免除:次の方は無料でご観覧いただけます。展示室入口にて以下の証明書等をご提示ください。
身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳(以上は介護者1人を含む)/特定医療費(指定難病)受給者証/特定疾患医療受給者証/先天性血液凝固因子障害等医療受給者証/小児慢性特定疾病医療受給者証/福岡市、北九州市、熊本市、鹿児島市在住の65 歳以上は住所と生年月日がわかるもの(健康保険証、運転免許証等)

福岡市美術館 企画展「田部光子展『希望を捨てるわけにはいかない』」

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